ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■mouse on the keys『Park Live』
mouse on the keys『Park Live』@BEER TO GO
BEER TO GOにてmouse on the keysフリーライヴ。コンクリート打ちっ放しのスペースで迫力の鳴り(B4でのリハの音がB2からでも聴こえた)、エレクトロ調の楽曲がトリップホップな響きで聴けたのは新鮮だった。情熱的な「Circle」、新曲「Mind」初演(マスでポリでハードコア!)にもグッとくる pic.twitter.com/TEeXPjGZCA― kai (@flower_lens) August 23, 2019
地下鉄銀座駅のB9出口が丁度B2フロアなんですけど、改札出る前からドカドカ聴こえてましてん。おかげで会場がどこかすぐわかった(笑)。
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Drs:川撫コ
Pf, Key:清田敦
Key:新留大介
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Tp, Cho:佐々木大輔
Vo:小林宏衣
VJ:Hello1103
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昨年オープンした「Ginza Sony Park」。ソニービルが2022年にリニューアルオープンする迄の間、地下スペースを使ってさまざまなプロジェクトが展開されています(Ginza Sony Park┃About Project)。そのなかのひとつ、『Park Live』にmotkが登場。VJ、ゲストプレイヤーも参加し本域の内容で一時間弱。フリーなのが申し訳ない気分。
音に導かれてふらふらB4に降りて行くと、カーテンで仕切られたフロアの向こう側から爆音が聴こえてくる。初めて来たので仕組みがわからず、カーテン開けたらそこがステージなんだろうか、近いなーと思いつつしばらく待つ。リハが終わり、カーテンが開きました。テーブルと椅子がズラリと並んでいて、え? え? と戸惑っていると、慣れたお客さんたちがどんどん席を確保していく。成程こうなってんのね…オールスタンディングだと思っていた……。なんとか座ることが出来ました。カーテンが開く迄いたところはそのままスタンディングスペースに。最終的には入場制限がかかるくらいの盛況だったようです。
川浮ウん、身体重そう。懸命に叩いてるんだけど、動きに対して音が出てない感じ。数日前に熱中症になってとツイートしていたので心配になる。途中水をくれと何度も訴えていたのだが、スタッフがモニターについてのことかと勘違いしていたのかなかなか伝わらず。「のむやつ!」みたいなジェスチャーをしてやっと持ってきてもらっていた。普段の7〜8割くらいで叩いてるかな、という印象でした。それでも充分パワーヒッターなんだがな(推して知るべし)…おそろしい……。翌週月曜日に検査を受けたそうで、とりあえずは大丈夫だとのことで胸を撫で下ろす。爆弾抱えてるようなものだからね…おだいじにね……。
「spectres de mouse」で幕開け、川浮ウんと清田さんのスパークが見えるようなアイコンタクトと演奏。精緻な演奏だが自由度は高い。リズム、パッセージ、少しの変化をも逃すまいとお互いを見る、見る。清田さんは鍵盤を見ていない。川浮ウんの顔を見てる。前述したようにコンクリートうちっぱなしのスペース、そこへ7〜8割だろうが重く鋭く腹にクるドラム。リムショットもキックも残響多めの鳴り。そこへピアノの低音リズム、荘厳なエレクトロパターン……Massive Attackに代表されるブリストルサウンドを彷彿させる。既存の楽曲を新鮮な驚きとともに聴く。小林さんVoの「Pulse」と「Stars Down」は、夜、週末、銀座というシチュエーションによく合っていました。「Clarity」で新留さんが奏でる美しいハーモニー、サンプリングのクワイアも夜に似合う。「Circle」もすっかり定番、何度聴いても胸が熱くなる。
ライヴ当日にリリースされた新曲「Mind」は、motkらしいリズムに転調が加わりクールなのにアッパー感がある。どなたか以前彼らのサウンドのことを「冷静と情熱の間」といっていて膝を打ったけど、もはや「間」というより共存してますよね。どちらも内包し、前へ進む。ドラマ本編も好評だった『詐欺の子』ostもリリースが決まりうれしい限り。皆さんくれぐれも身体には気を付けて!
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[#ParkLive]8/23(金)mouse on the keysによるPark Live終了!
「最後の晩餐」「Mind」など計9曲を披露しました。
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08月23日(金)
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