ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■カーネーション × 高橋徹也
カーネーション × 高橋徹也@CLUB Que
カーネーションと! 高橋徹也!
佐藤sugarbeans友亮dayでもありました、出ずっぱり。うええ〜Edo Riverを佐藤さんが弾いている〜
高橋さん曰く「鹿島さんと大田さんを同じステージで観られるってのもねえ」、貴重貴重 pic.twitter.com/WUhYYvu8dk― kai (@flower_lens) May 30, 2019
活きのいい花形歌舞伎と千両役者の大歌舞伎みたいな対バンでした、何そのたとえ。いやー、いいもの観た。『THE 四半世紀 Que25th【QueRTER PARTY】』企画のイヴェントでした。CLUB Que25周年おめでとうございます!
直枝政広×高橋徹也弾き語り共演から三年、遂にバンドでツーマンです。まずは高橋さんから。
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Vo, G:高橋徹也:、B:鹿島達也、Key:佐藤友亮(sugarbeans)、Drs:脇山広介、Pedal Steel:宮下広輔
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かなり練られたセットリストだったように思います。カーネーションとの対バン、60分の持ち時間、それならこうだ、という。プレゼンというと語弊がありそうだけど、一見さんに優しいと同時になめんなよと挑む意気が込められていたように感じました。カーネーションを聴きにきた方、ウチのバンドのポテンシャルお見せします。どうぞ宜しくね。笑顔で握り拳。みたいな。
「5分前のダンス」のイントロ、澄んだ高音のヴォーカルが水面へ滑り出すように静かに、しかし力強く響く。あっという間に場の空気を変える。そして中盤の「シーラカンス」、これがすごかった。ドラマティックな曲の構成、ストーリーテラーぶりを発揮する歌詞と歌声、映像喚起力抜群の演奏。地下のライヴハウスごと深海に沈んでいくよう。アウトロが圧巻、演奏が冴えれば冴える程プレイヤーたちはリラックスしているように見える状態で、ずっとポーカーフェイスで演奏していた宮下さんがニコッと笑う瞬間も。ああ、手応えあるのだなあと思いました。続いての「新しい世界」「大統領夫人と棺」で更にボルテージをあげる。ここのリズム隊がまーいつものことだがすさまじく、「新しい〜」の“ダチーチーチー”、「大統領〜」2コーラス目の展開と、ふたりのコンビネーションは鳥肌もの。最新曲「友よ、また会おう」でフィニッシュ、緊迫感に満ちた演奏からのびのびとした開放感。構成も素晴らしかった。
この日は高橋さんの声のコンディションがとてもいいうえに、発声の仕方もちょっと変えていたように感じました。「新しい世界」で次々と転調する後半も、高音を地声で強引に出そうとせず力を抜いた発声。なんというか、高橋さんの声ってとても繊細なつくりなので(それが魅力でもある)、そのときの喉の状態によって歌が声につられてしまう印象があったのですが、この日はそれを乗りこなしていたように思えたなー。鬼に金棒ですやん。
そんな絶好調(に見えた)高橋さんでしたが、「あー……いやー………(何かいおうと考えてるっぽい長い間)やりましょっか」、「パンダが好きなんですよー……毎日寝る前、おふとんに入ってから『毎日パンダ』を見るんです。ああ、シャンシャン大きくなったなあ、あの頃はまだピンクだったなあ、なんて思い出したりしてさびしくなったりして」とMCは通常営業。カーネーションファンの方がどう受け取ったか興味がある。でも「直枝さんとは2013年に所沢で弾き語りをご一緒した(・BEDTOWN vol.9@所沢MOJO┃Togetter)のが出会いで、いつかバンドで、と思っていたので本当に嬉しいです」とのことでした。
さてカーネーション。
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Vo, G:直枝政広、B, Vo:大田譲、Drs:張替智広、Key:佐藤友亮(sugarbeans)
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高野寛さんのサポートをしていた矢部浩志さん経由でカーネーションを知って、もはや三十年くらいか。直枝さんがまだ政太郎で、ミュートマジャパンでヘヴィロテだった「EDO RIVER」が大好きで、『LIVING / LOVING』もすっかり愛聴盤、周りにもコアなファンがいるのになかなか縁がなく、バンドセットで観るのは初めてでした。腰が抜けました。骨が! 太い! 音が! 強い! 包容力が! デカい! 知らない曲もあったけど「アダムスキー」が聴けたし、何より「EDO RIVER」を聴けたのがうれしかった。しかも佐藤さんがKey弾いてるんですよ。キエー。
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05月30日(木)
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