ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■AIMING FOR ENRIKE JAPAN TOUR 2018
TONE FLAKES VOL.125 AIMING FOR ENRIKE JAPAN TOUR 2018@THREE

ノルウェーのツーピース(G×Drs)インストバンド。彼らのことを知ったのは昨年、まさに初来日してたときで、どうにもこうにもスケジュールの都合がつかずライヴはおあずけ。あー今度いつ来るかなあなんて思っていたので、こんなにはやくまた来てくれるなんてうれしい! FLAKE RECORDSのダワさん感謝! そのダワさんもこういうとりまして、もうこの規模では観られないかもなあという勢いのツアーになっているようです。初日以降、TwitterやInstagramで動画とともにみるみる評判が拡散されていくのを見るにつけ、SNS時代の音楽の聴かれ方とその情報が伝わるスピードを実感してもいる。またそんな時流に乗れる特性というか、このライヴは逃せないと思わせるインパクトを持っているバンドです。

いやはやすごかった。フロアが混んでて視界がほぼなかったのでどう演奏してるか確かめるのは諦めて踊りたおしていたのだが……てかそうなのよ、めっちゃ踊れる! マスな手法を使いつつも、ライヴだとビート/ダンスミュージックな感触が強い。Gがエフェクターを駆使し、リアルタイムでバンドサウンドを組み立てる。このリアルタイムってのが凄くて、テクノやエレクトロニックのアーティストやDJのように、ワンステージでひとつの作品となるような流れも作ってしまう。リフとリズムで曲間を繋ぎ、グルーヴの圧をあげていく。シンクロするようにフロアの熱もじわじわとあがる、そしてブレイク、歓声とともに手があがる。

ルーパーでリフを重ね、オクターバーでベースの音域もカバーするから音が分厚い。しかしそこ迄はわかってもどこをどうやればああなるのか……エフェクターでエフェクターを操作するというか演奏もするので、ギター本体を演奏してない箇所も多い。その場合、足より手の方が早いし確実なのでしゃがみこんでの演奏(操作)になり、ステージ上のヴィジュアルが地味になる。というか後方からだとステージにいるひとが全く見えなくなる(笑)。そうなるとひとり残されているように見えるドラムを注視することになりますが、まーこのドラムがまたすごくてな。インプロ部分もあるのかもしれないが、ギターのリフパターンが出来あがる(つってもそれがまたすごい早くて驚愕)迄の繋ぎを繋ぎと感じさせないリズムをすいすい叩きだしていく。変拍子もつんのめりがなく、そういうところもマスとはちょっと違う…そしてよくいわれているようにBattlesやLightning Boltと方法論は通じるものの、ノリとしてはやっぱりダンスミュージックだろうか。やっぱ踊れるバンドはドラムがだいじ! Adebisi Shankを思い出すところもありましたが、彼らよりバカ度は薄いです(笑)。というかメンバーの皆さんはシャイな感じでしたね、MCもはにかみながらThank youとかありがとうとかOne more song! とかぼそぼそっというの。あんなすさまじー演奏しててこれだもの、微笑ましいわー。

いやーすごかったなー。Warpからスカウトきちゃうんじゃないのとか思っていたらダワさんがこんなこといってて苦笑した。いやもうダワさんの情熱にはホント頭がさがる。有難うございます……。今回専任のPAも同行してくれてたそうなんですが、それもあってか鳴りもよかった。LITEも格好よかったです! いい相性の対バンでしたよね。AFEのG、Simenと並んで観ました(笑)。気づいたら隣にいてビックリした。

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その他。TwitterとInstagramも、投稿数が多くてどんどん流れていっちゃうからあとで探すのたいへんなのでまとめさせてください……。

・転換(意図したかはわからないが流れ的にAFEの出囃子になった)でBeastie Boysの「Sabotage」がかかってアガった〜、フロアで聴くと嬉しくなるな

LITEもAIMING FOR ENRIKEも最高でした❗
両バンドとも演奏力高過ぎ🙇♂
憧れの伊澤さん、ENRIKE SIMENの目の前で見れて感激꒰(⌯˃̶̥̆д˂̶̥̥̥̆ ू)꒱

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04月13日(金)
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