ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『PLAY VOL.44』
『PLAY VOL.44』@Shibuya La.mama

話し込んでて遅刻、ライヴの内容についてはあんまり書いてません(…)。

今月末には2012年以来のフジ出演が決まっているmouse on the keys。そもそもmotkが今年のフジ行き決定打だったんですが、先日発表されたタイムテーブルを見て当方白目になりました。4:15スタートて。夕方じゃありませんよ、夜中というか明け方ですよ。宿が越後湯沢の客は諦めろという宣告ですがな(下山する最終バスがだいたい1時、登山する始発バスが6時)……完全に読みが外れた。レッドかFOHの朝イチくらいだろうと踏んでいた。で、新幹線も早めの時間を予約していた。6月頭にPLANET GROOVE枠で出演ということが判ったときも、やべー夜中じゃん、でもきっと早めの出番だよね、最終バスには間に合わないかもしれないからタクシー予約するかなんて話してた。それがよりにもよってトリ…トリっていうか……。

いっそのこと越後湯沢に着いたらホテルで夜迄寝とくか、上りの最終バスで会場入りするかなんて力なく笑ってましたが、そうすると昼間のアクトを殆ど諦めることになるわけで、それは無理。しかし宿に戻らず一昼夜遊び倒せる体力はもはやありません。motkのメンバーとほぼ同世代のとしよりをいたわってくれよ。てかメンバーも夜明けの出番だと会場入りはいつなのかしら、昼間のアクトを観たり出来ないのかしら。

というわけでmotk好きにはすっかりおなじみ『PLAY』シリーズ、フジの前哨戦か。前回の『PLAY』って何が出たんだろ〜と調べてみたら3月のmotk × DJ KRUSHでした(笑)。もはやセミレギュラーですね。MCから判断するに、対バン相手は先に決まってる方が指名出来るっぽいんですが、今回はmotkがKlan Aileenを呼んだようでした。Klan Aileenは翌日LITEとも対バンしていたし、このあたりはもともと交流があるところから紹介されたり、ラママからの推薦があったりするのかな。出順は臨機応変? この日はmotkが先攻。

で、やはりフジの話題です。川浮ウんも苦笑しきり。「一日目のトリなんでね。一日目だからまだ皆体力残ってるだろうし、盛り上がるんじゃないですかね〜……というかいやがらせのように盛り上がろうと思いますけどね」とかいうてました。「Warp RecordsのCLARKのあとですからね」。そうだよCLARKも観たかったよ…Arcaもそうだし、今回は目当ての半分以上が夜中のプログラムに持っていかれたよ……。

さてこの日の演奏。遅刻した割に端っこのいいポジションに入れまして、特に川浮ウんのドラミングをほぼ正面から観ることが出来ました。シンバルのミュートのタイミングとか、普段なかなか見られないものだったので面白かった。「soil」の川浮ウんと清田さんのやりとりの艶かしさについては過去何度も書いている憶えがありますが(笑)、今迄川浮ウんの背中越しで清田さんの表情を見る側にばかりいたんですね。今回川浮ウんの表情が見える位置だったので、あーこういう顔でやりとりしてたんだーとニヤニヤしました。色気のあるシーンですね。あと「toccatina」のイントロが今迄とは違うジャジーなインプロになってて新鮮だった。昨年からの怒涛のツアーの成果か…その成果をフジでも披露する筈で……さ………。

Klan Aileenは初見。BO NINGENも所属するMAGNIPHのアーティストということで気になる。Vo/GとDrsのふたり編成でしたがエフェクターを駆使、GだけでなくVoのエフェクトも自分で操作してた。立って唄ってしゃがんでスイッチをいじり、また立ってペダルを踏みかえて…と見ているだけでもそのせわしなさにハラハラドキドキ。操作が忙しいので唄っていないときは殆どエフェクター類とギターを凝視、よって文字通りのシューゲでした。Drsもしっかりした8ビートから変則リズム迄色とりどり、途中スティックを飛ばしちゃいましたが慌てず対応するあたり、場数踏んでいるのかなと思ったり。面白かったです! これから観る機会が増えるかな?
07月01日(土)
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