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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■BOOM BOOM SATELLITES EMBRACE TOUR 2013
BOOM BOOM SATELLITES EMBRACE TOUR 2013@日本武道館
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えーと長いですよ、そして毎回思うがなんでこーブンブンのこととなると気味の悪い文章になるのだろう。取扱注意、他言無用でひとつ宜しく……。
なんとなく思い立って、前日『Tomorrow Never Dies』のネイルを塗った。と言うのは嘘で、そうしようと決めていた。昨年末あのニュースが知らされた直後に買ったものだ。今回ばかりは験を担ぎたくなる。
会場へ向かう途中くろねこ二匹に遭遇。入場直前マイ苦さんに遭遇。マイ苦さんとはなんだかんだで長いつきあいになる、クラブで遊び歩いていた頃からの友人だ。ブンブンはデビューして15年。いろいろな変遷を辿って、当時ライヴ会場やクラブで会っていたひとたちとは今でも会っていたり会わなくなっていたり。ブンブン絡み以外では会っていたり、ブンブン関係なくとも会わなくなっていたり、いろいろだ。今回もその頃の友人知人たちが会場に来ているかどうか、知っていたり知らないでいたり。あの子もあのひとも会場にいるかも知れない。いないかも知れない。そして入場の列に並んでいるとき「ブンブンを知ったのはKEN ISHIIのリミクスからだったな」と思い出し、イシイくんフリークのマイ苦さんのことを思い出していたのだった。ひと混みのなかに見知った顔が突然現れたときはだからすごく驚いたし、同時に嬉しかったのだ。少し話して別れる。
一階席南三列目、ステージ真正面。インスタレーションとしても観たかった(絶対ステージごとアートにするプランでくると予想出来た)のでスタンド席を選んだが、それにしてもいい席がとれた。まあ、踊り倒せる体力に自信がなかったと言うこともあるが(笑)とにかくじっくり観たかったし聴きたかった。実際この位置は音のバランスもとてもよかった。八角形の武道館。『UMBRA』と『PHOTON』はSTUDIO八角形で制作されたな、なんてことも思い出す。そして『PHOTON』制作中、川島さんが八角形のあるロンドンから一時帰国していたことも思い出す。
もう時効だろうが、一度目のことは当時クラブ通いをしていたひとから聴いていた。一般人の自分に伝わってくるくらいだから、とりたてて隠し立てしていた訳ではなかったのだろう。ただ、作品や活動を見る目にバイアスがかかってしまうようなことを本人たちが避けたいと思っていたのは確かだろうし、だからこそこちらが騒ぎ立てることではないと思っていた。それにしても今回が三度目で、二度目は『PHOTON』のときだったとは(追記『UMBRA』のときだったようです。てことは『PHOTON』時の帰国は定期検診だったと思われる)。川島さんが帰国していたとき、友人とまさかまた…とちらりと話しはしたけれど、アルバム完成のニュースを聴き杞憂だったのだなと思っていた。それでもアルバムリリース後のAXのようなこと(一日目、二日目)がある度ヒヤヒヤしていた。これ未だにことあるごとに思い出すので、余程トラウマなんだな(苦笑)。この時期(ブンブンに関しては今も、かも知れない)は熱心に音楽誌等のインタヴューを読んでいて、ふたり出席していると書いてある記事なのに中野さんのコメントしか載っていないことも多く、それも随分厳しい内容ばかりだった。中野さんの川島さんへの要求もとても高かった。『PHOTON』の歌詞は中野さんが書いたものが多い。今となってはそれがどういうことなのか、明らかにする必要はないのかも知れない。ひたすら聴いたその作品が、今でも自分にとって特別なものとなっている事実。それを信じるだけだ。
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05月03日(金)
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