ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[648756hit]
■『武満徹トリビュート〜映画音楽を中心に〜』
『武満徹トリビュート〜映画音楽を中心に〜』@オーチャードホール
第一部:大友良英プロジェクト
『どですかでん』
『燃えつきた地図』
『乾いた花』
「翼」
「○と△の歌」
『怪談』より「耳無し芳一の話」
トークショー:片山杜秀、大友良英、菊地成孔
第二部:菊地成孔プロジェクト
弦楽四重奏のための「枯葉」
ピアニストのためのコロナ
2つのバンドネオンとテープ音楽のための「クロス・トーク」
映画『アルファビル』より「Valse Triste」〜映画『8 1/2』より「E Poi(Valzer)」〜映画『他人の顔』より「ワルツ」
「武満トーン with マンボ」〜「京マチ子の夜」
『怪談』へのオマージュ(『怪談』と『砂の女』のマッシュアップ)
映画のための「L.A., New York, Paris, Rome, Helsinki」
encore
「めぐり逢い」
-----
えーとこれで合ってるかな?『怪談』へのオマージュがどこに入ってたかちょっと怪しい。この流れだったと思うんだけど…。
菊地さん曰く「生前交流もあった(文通してたんだよね/そう…当時はほら、メールなんてないから)武満ラヴァーのおおともっちと、武満初心者の僕。僕は一夜漬けならぬ一ヶ月漬けです」な武満徹トリビュート。いやー面白かったー!再演あればいいのにー!面子が面子だし、武満徹生誕80周年と言うタイミングもあったので、今後は難しいかなあ。しかし一回限りだからこそ、でもあった。
あらゆるフィールドから演者を招聘し、音源再現に即興を持ち込んだ大友さんと、自身の楽曲と武満の楽曲とのマッシュアップを試み、自身のバンドで演奏した菊地さんと言う全く違うアプローチの二部構成と言うのもよかった。そしてどちらもいつもの大友さんと菊地さん。ちょーっとだけ菊地さんがかりてきたねこみたいだったかな、これも貴重ですな。だいたい大友さん、数日前にTwitterで「衣装まよってるなう」なんて書いてて、オーチャードホールだから盛装?ひょっとして初めてスーツの大友さんが見られる?なんておろおろしてたんですが、出てきてみれば普段と全く同じ(笑)。件のツイートの後に「ちなみに、3つ持ってるパーカーのどれにするかまよってるなう」て続けてたらしいけど見逃してたよ。一瞬残念と思った反面ホッともしました、ははは。
あ、それで思い出した。菊地さんの方はスーツではあったけどノータイでちょっとラフな感じ。盛装のPTAメンバーを見て「きみたちなんで盛装なの…カジュアルでって言ったじゃない……俺だけ浮いちゃうよぉ」なんてぼそぼそ言ってて、ここでかりてきたねこ度がますます上がったんだ。Ss演奏したのもレアだったし(楽器もかりものだったとか)、ちょっと音が安定していなかったところや歌のピッチがズレるところもあったりして、おお?どうした?みたいな。マウスピースを気にもしていたし。珍しく緊張していた感じもしたし。しかし流れにのればやっぱり菊地さんなのであった。
そんな訳で大友セット、剥き身のおおともっち。ギターを携えてニコニコと登場、メンバーが揃ったところで「じゃ、はじめましょっか」。素で話してますけどそれマイク通ってます……もうずっとこのノリで、「○○を知ってるひとどのくらいいますか?(と客席を見渡そうとする)…あ、見えないやピットインじゃないから」とか言っててもう面白過ぎた。『どですかでん』で幕開け。ウクレレユニットパイティティと近藤達郎さんのハーモニカをフィーチュア、まずは武満作品の美しいメロディを提示。続いてPTAの弦楽カルテットと大友さんのTTによる『燃えつきた地図』、一気に即興度が増す。Sachiko Mのサイン波、相当な微弱音なのにすっごく綺麗に聴こえる!そういやオーチャードって、三階席にいても、ステージ上で針を落としたら聴こえるんじゃないかって程音の返りがいいんだった。
[5]続きを読む
12月13日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る