ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■ミヅマ三人衆、うさ公、御名残四月大歌舞伎千秋楽
会田誠+天明屋尚+山口晃『誠がいく、尚がいく、晃がいく ―ミヅマ三人衆ジャパンを斬る―』@高橋コレクション日比谷
自分が今迄観た中でいちばん間近で『ジューサーミキサー』を観れました。展示位置が高くないのです。過去観た時は全て床面から数メートル上に展示されていて、見上げる遠い感じだったけど、このギャラリーでは床面から数十cmのところから展示されている。目の前!で、“あれ”が観られます。いやもうすんげいいい!すんげいいや!ひとりひとりの表情が細かく観られるし、ひとりひとりの身体も細かく観られます。底に行くにつれその身体がどんなふうになっていってるかもなー。もうこれ何度観たか憶えていないくらい観てるけど、気持ちわるいとか怖いとかそういう感情がわかないのが自分でもどうかと思う。すごい作品にはすごいとしか思えませんよ…。作者の倫理観とかフェミニズムとか知らんわ、ご本人も作品解説で、どう言っても伝わらないだろうと思うしフェミニストからはなんやかや言われ続けるだろうと書かれていましたが。
まあひとには勧められません……。
あとみんなといっしょシリーズの『寅次郎 二歳』が観られたのも嬉しかった。これもご本人解説によると「アーチストのアーチストぶったクロッキーやエスキースの鼻持ちならなさがいやで、意識的にそれを外れるようにして描いたもの」。これも最高です。二歳のこどもって、こうなんだろうな〜としか思えないよ。
あああ、会田さんのことばかり書いている。山口さんの綿密な狂気に天明屋さんの任侠魂炸裂っぷりも素敵です。
いやもうミヅマって頭おかしい、大好き。こんなのが有楽町のド真ん中で展示されてるってのが痛快。

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『ゴーゴーミッフィー展』@松屋銀座8階大催場
カツアゲされまくりました……。
それはともかく、今回コラボものが多かった。大人ファンのことも視野にしっかり入れてきてるんだろうなあ。展示場の閲覧用デスクとスツールは深澤直人さんデザインのもの。ミニマルで削ぎ落とされた無駄なしのラインをブルーナカラーが彩り、家具にも芸術品にも見える素敵さ。販売もされていました。ほ、ほしい…でも置く場所ない……。
展示方法も凝っていて、ブルーナさんが絵を描くバストショットを壁面スクリーン、手元ショットを床面に設置された絵本(スケッチブック?)型のオブジェ面に映していたりと、立体的なコーナーも多かったです。今回初期の原画も結構あって、色指定になる前――ポスターカラーで彩色した原画もあって、興味深く観れました。
こどももおとなもうさこちゃんを観てにっこり。そして出口にあるグッズ売場を手ぶらでスルーすることはかなり困難(笑)。55歳おめでとう。
・ブログもあるのよん→『ゴーゴーブログ』
会場の様子がわかります。

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歌舞伎座さよなら公演『御名残四月大歌舞伎』第三部@歌舞伎座

『実録先代萩』『助六由縁江戸桜』。一年半くらいさよなら公演をやっていて、「実のところいつ閉まるんだっけ…?」なんて思った時期もありましたが、いよいよ本当にさよならの日がやってきました。本興行は本日で千秋楽、30日の閉場式を以てこの歌舞伎座は幕を閉じ、改修工事に入ります。

昼過ぎから銀座に来ていたので、ひとまず17時過ぎに歌舞伎座前へ。二部の上演中にも関わらず、すごいひとだかり。報道陣も沢山いて、インタヴュー録りやレポートをしている。周辺の横断歩道では、携帯やデジカメを持ったひとが信号の変わる度に立ち止まり、『本日千秋楽』の垂れ幕たなびく最後の劇場の姿を撮影しています。中央分離帯に取り残されそうになってるひともいた(笑)。向かいの通りも見物人でごった返していました。仕事の手を休めて感慨深そうに様子を眺めているお店のひともいたなー。改修工事中はお客さんが減るだろう。大好きなお弁当屋さんもあるので、新橋演舞場に行く時や、銀座に出向いた時は、足を伸ばして買いものしようと思ったり。劇場前で46年間甘栗を売っていたおじさんは、これを機に引退するとのことで、出店にご挨拶の張り紙がありました。栗は当然のように売り切れていました。


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04月28日(水)
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