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by kai
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■『ザンジバルナイト in 野音2010』
『ザンジバルナイト in 野音2010』@日比谷野外大音楽堂

(昨日からの続き)と言いつつ、真剣にステージに立ってます!なんてリリーさんやみうらじゅんはなんだか気持ち悪いな…(笑)。そんなゆるゆるイヴェント。そういうこっちもゆるゆるで、「今年で三年目で〜す」と言うMCを聞いてあれ、三回とも観てる!皆勤してるやん!と気付く。

そういえばリリーさん、「晴れてよかったですねえ。昨日の野音は怒髪天だったんで、昨日降れと思ってました」と言っていた(笑)こういう腹黒いユルさがいいんだよね……。バチが当たれば因果応報です、それでいいんです。

あとあれだ、話していてようやく気付いたが、ずーーーっとザンジバルとオフレコジャンボリーを混同していた。どっちにもリリーさんが出ている、箭内さんがうっすら関わっている(ような気がする…でも今回箭内さんからは花が届いていた。お客さん側なの?)、あとみうらさんとかトモロヲさんとかグループ魂界隈とか、そしてSDPにソウルセットと被りも多いし…このユルさ加減からして、どうしてここにバリバリ硬派な音を出すスライマングースがいるのか判らん……今回は出演してませんでしたが(はなちゃんはTOKYO MOOD PUNKSに出ていたが)。と言いつつ、川辺ヒロシやSDPのシリアスな面、彼らが対峙してきたことはバリバリ硬派なので、うっすら納得もしている。その乗りこなし方は軽やかで、真摯で、数々の別れを繰り返し乍らどこ迄も走っていく。

と言う訳で毎回誰が出るのか把握していないまま出掛けていきます。ここらへんは無条件に信用しているなあ。しかし今回サンボマスターがちょっと浮いていた。いや、すごくいいライヴだったの。でも、ちょっと面喰らった。あの流れのまま終わったから拍子抜けしてしまった。

ゾノネムがゆるゆる下ネタラップを噛ました後に、曽我部恵一BAND。ウクレレえいじは時間配分を間違えて、終盤のネタはひたすらコールアンドレスポンスと歌に終始(笑)。そしていつの間にか「ザンジバル学園に入学って感じで!」とSCANDAL。い、いいの?こんなかわいくて演奏も歌もしっかりしているガールズバンドなのに、ザンジバルに関わって!いろいろ失うものも多いんじゃないのか…思えばこのひとたちオフレコジャンボリーにも出ていたわ。その時はまだひとり17歳で、最後のセッションには出てこれなかったんだわ(深夜になったので)。リリーさんがだまくらかして入学させちゃったのかしら(笑)。

そして綺麗な青いカーディガン姿でふらっと、MATSURI STUDIOからやって参りました向井秀徳アコースティック&エレクトリック。アコギ一本、ノンエフェクト、ヴォーカルのエコーやループは全部自分の口で繰り返し。フェイドアウトも自力です、「My Crazy Feeling」。「二日酔いで吐きそうです」と言った先から缶ビールで迎え酒、白昼の「The Days of NEKOMACHI」。ユーミンのカヴァー「守ってあげたい」は白眉。ホント格好いいわこのひと……。

SAKEROCKは、メンバー出てきたリハからそのまま本番。リハの時思い出したようにハマケンが踊り唄い、皆微笑ましく見守る。あーマンチカンハマケン、かわいいねー。でもこのひとのTbの音ほんと好き、遊び疲れた夕方、帰りたくないのに辺りが暗くなってともだちも帰っちゃって、とぼとぼ家路に着く時に聴こえてきそうな音。そんな素敵な音を出すのに、ハマケンは乳首を見せまーすとシャツをめくってくねくね踊ってくれました。やれやれとたしなめる星野くん面白かった…。

峯田くんは一年振りにひとまえで唄うそうで、と言うことは、前回のそれって昨年のザンジバルかい。しかし新曲含めどれも今この時にしか聴けない切実さで、こちらも聴いていて気付けば掌に爪が食い込んでるくらい緊張して聴いた。話すことはゆるゆるだし、下ネタ多いしなんだけど、このひとの歌はやっぱりすごいな…。喉はもう元には戻らない気がする、でもだからこそあの声で唄えるものもあるのかも知れないし、それを待っているひとはとても沢山いるんだろうな。無事新譜が出ますように。三浦くん演出『裏切りの街』の劇中音楽はリリースされるそうでよかったねえ。


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04月18日(日)
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