ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■“an anxious object”tour
mouse on the keys“an anxious object”tour@Shibuya O-EAST

か、完売。当日券もなくてビックリ。そういやmotkは『Kill Your T.V. '09』に参加しているけど、先週出なかったのは自分とこのツアーもあったからなのかな。

本日スリーマンでして、対バンはenvyとtoe。どのバンドもドラムがよかった。envyの途中から観ました。

envyはドラムの方が怪我してたようで(左手にテーピングしてて、曲によっては右手のみで叩いてた)、いつもより静かめのセットリストだったようですが、それでも音圧がすげー。ベースがハウるハウる。でも耳が痛くならない感じ。そしてヴォーカルがデス声なのになんだか心地よかったなあ、轟音なのにアンビエントにすらなりそうな美しさ。音が濃霧みたいだった。

toeを観るのは二回目か?前回もmotkとの対バンだった。motkの音源はtoeのMachu Picchu Industriasからリリースしてるもんで、山㟢さんが「ここにいる皆がCDを買ってくれたら…マウスには30円ずつ渡して……」とか言ってた(笑)。基本16、シンプルな変拍子(って矛盾してる?)で構成される曲が多いんだけど、柏倉さんのドラムの手数がとにかく多くてテンションが高い。手練が集まってる感じであんまりアイコンタクトとかもなく、それぞれが自分の演奏に没頭しているように見えるんだけど(美濃さんは激しいシューゲの勢いだし山㟢さんはずーっとアンプ向いて弾いてたり)、不思議と織物のように単音が綺麗にからまっていく様が面白かったです。ブレイクもバシッと決まる。1曲だけ歌ものがあった。

で、motk。うひゃー、すごくよかった。誰がどのパート弾いてるかキッチリ観たかったので二階席にいたんですが、関係者席をごく少なめにして開放してくれていたので、オーシャンビューな位置を確保出来ました。そしたらメンバーの親御さんだかご親戚だか、年配のひとたちが集まってきた。スタンディングで長丁場で大変だったでしょうが、なんだか皆さんとても嬉しそう。EASTくらいのハコだったら、年齢高めのひとでも比較的来やすいかも知れませんね。

このハコでやってよかったなと思ったことは他にも沢山ありました。EASTで初めてmotkの全貌が見えた気がしたくらい。今迄はやりたいことがハコに納まりきってなかった部分があったように思う…って程。まず映像が映える。裸舞台で背後の壁面を全部映像に使っていた。天井が高く背面が多くとれるEASTならではです。映像はずっとバンドのコンセプトにあるようで、nest規模でも拘って使っていましたが、やっぱり小さいところだと見えづらかったんですよね(苦笑)。失礼な話、映像がバンドに不可欠とは思えなかったので、何でそこ迄…と思っていたのです。しかし今回、あーこういうふうに見せたかったんだと…nestやQUATTRO規模でのライヴもよかったんですけどね。

とは言え、映像のメンバーはメンチェンを繰り返しているし、今は在籍しているひとはいない筈。この日のMCでも「(川崎、清田、新留)この3人でmouse on the keysです」と言っていたのでまだ試行錯誤中なのかも。

音の面の違いも大きかった。このバンドってとにかくドラムの音がデカいのが特色なんですが(川崎さんもコンセプトとしてそれがあるとインタヴューで言っていた)、今迄はドラムの地音込みの音がモロブチ当たる規模のスペースだったので、本当に音がデカ過ぎて、ピアノの音が聴こえづらいくらいだったんです(笑)それも味っちゃあ味なんですが、今回はPAがしっかりしていて、ピアノもガッツリ聴こえる。それぞれの音が埋もれない。しかも今回すーげえ練習しただろー!ってのがありありと!序盤はすごい緊張感で、それがフロアにも伝わって空間全体がピリピリしてるくらいでした。しかしその緊張感がたまらなくいい!

最新のアー写とほぼ同じセッティング(機材はもっと多いです)。皆が中央を向いて、正面が新留さんだったので、清田さんの運指も川崎さんのドラミングもよく見えました。ドラマーがフロアに背中を向けている構図ってなかなかないので、どう叩いてるかがよく見えてすごく面白かった。贅沢言えば新留さんの手元も見たかったな。でもそうなると全員がフロアに背を向けることになってしまう…どう配置すればいいんだ(笑)


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09月10日(木)
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