ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■USオルタナとサイバラ
『アメリカン・オルタナティヴ・ロック特選ガイド』出版記念イベント@渋谷Li-Po
おおー盛況ですがな。監修者である鈴木喜之さんの進行で、『アメリカン・オルタナティヴ・ロック特選ガイド』に掲載されたアーティストの作品をメインに、アナログ、SACD、DVD-AUDIO、5.1chサラウンド、ブルーレイ、24/96WAVと言ったメディアについて解説してもらいつつ、「で、それって実際どういう音で鳴るのよ」ってのを聴く会です。“CD以上”の音質を収録出来るソフトは増えているけど、ハードが一般に普及しづらい(ぶっちゃけ高い…ちなみに今回のイヴェントで使用されたプレイヤー+アンプ+スピーカー一式の総額は200万円とのこと。場がどよめいた(笑))、爆音で聴くスペースがない者からすると、作者自身が望んだ音質、環境で作品を聴くことが出来るこういったイヴェントはとても嬉しい。ほらファンだとプレイヤーなくてもソフトは買っちゃうじゃない、いつか環境そろえるぞと思いつつ。で、いつ迄経っても聴けなかったりするじゃない…(泣)
まずはアナログ偏屈じじい(敬称)スティーヴ・アルビニのバンド、シェラックをレコードで聴いて、アナログの音の温度感、空間感を確認。そんでその“Fuck Digital”なアルビニが録音したものをSACDで鳴らしたらどうなるのん、と言うところでピクシーズの「Bone Machine」。まーこれがいきなりギョーとなるような鳴りでした。ドラムの響きは勿論のこと、フランシスたんとキムのヴォーカル部分“Your bones got a little machine♪”がえっらい生々しく聴こえて、背中にうなぎ入れられた気分で思わず身震い。さ、さわれる!(さわれません)と一瞬思ってしまうほど肌合いがリアルだった。アルビニは、楽器の鳴りとハコ(録音スタジオ)の返りを、マイキングを駆使してそのまま録る達人と言われるひとなんですが(そして録った音はいじらない)、ここ迄リアルな音だとはCDでは判らなかった。いやCDでもいい音なんだけど、まだ先があったんかい!って言う…なんだーそのー、普通にCDで聴いてる分だと、音が肌に当たるってのは判るけど、SACDだとその肌に当たる音がつつかれるようだったりなでられるようだったりするところ迄区別がつくと言うか……耳以外でも音楽を感じられる面白みがありました。数日前読んだ、アルビニ録音で新譜を出したジェイムズ@マニックスのコメント「現実の瞬間をとらえるための録音」「部屋で鳴り響く音をそのままアルバムにしようとする」をまざまざと思い出した…。これはSACDになったからこそ聴けた訳で、ねえアルビニたんデジタルもいいっしょ?いいっしょ?と言いたくもなった。
それでもやっぱりアルビニはデジタル嫌いなんだけどね(笑)鈴木さんがインタヴューした際「最近のデジタルメディア…例えばSACDなら、あなたが再現したい音へより近付けると思うのですが」ってなことを訊いたら「SACDはあんまり普及してないからやだもーん(意訳)」と返されたそうです。音の話じゃないんかい。質問に対する答えになっていない。あーもう偏屈ー(笑)
あー『Surfer Rosa』SACDで買い直そう…。と言えば、この日ブースの後ろにNINの『The Slip』とニルヴァーナの『In Utero』(アルビニ録音)のアナログジャケットが飾ってあったんだけど、SACDで「Scentless Apprentice」を聴いてみてー!と思った。
はあはあはあ、序盤のアルビニネタだけでなんでこんなに書いてるんだよ、誰が読むんだよ(泣)
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05月17日(日)
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