ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■ハシゴ
■『石田徹也 ―僕たちの自画像― 展』@練馬区立美術館

東京では初の大規模個展。72点の絵画の他、アイディア帖14冊の一部(ガラスケース内にあるので頁をめくれないのね)を展示。盛況。昨年静岡県立美術館で開催された『石田徹也 悲しみのキャンバス』では約150点が展示されたとのことで、およそそれの半数ではあるが、これだけの数をまとめて都内で観られたのは嬉しい。とにかくサイズがデカいので、場所をとるのだ。昨年のCB COLLECTIONでの展示は16点だったもの(その16点だけでもかなりひきずりこまれたのだが)。
入口にお父さまのご挨拶があり、「残された作品の膨大な数と大きさに途方にくれ、『絵そのものは、全て捨ててしまおう』と決心し、作品の写真を撮り、遺作集を発行」したとのこと。その遺作集が評判になり、いろいろなところで紹介され、こうして展示が続いている。処分されなくてよかった。
CBで観た時に「笑えるものもあるんだけど、それは作者の意図したことなのか判断出来ないな」と思ったのですが、今回アイディア帖に本人が「自分の悩みや不安を見せつけるのではなく、それをユーモラスに、笑いとばせるようなものとしてナンセンスに表現したい」(うろおぼえなのでニュアンスは若干違います)とメモしていた。しかし別のコメントには「社会風刺は止めて、詩的に、感覚に訴えるものを作りたい」とあった。1995年辺りはポップなものも多い。かわいいいぬを描いたものもある。2000年辺りから明らかに作風が変わっている。モチーフとしてのサラリーマンの顔を自分に置き換え、現代社会への皮肉を描いていたものが、自分自身の心理状態を絵に反映するようになり、解釈が難しくなってくる。そしてその結果か、彼は今この世にはいない。思わず納得させられてしまうような経過で、しかし納得してしまうのもどうなのか?と、観て歩く足がだんだん重くなる。
イースタンユースのアルバム、シングルのアートワークに使用された『兵士』『無題』もありました。実物を観られて嬉しかった。
そうそう、おっちゃんがこたつになってるユーモラスな作品のタイトルが、展示によって『おやじ』だったり『父性』だったりするのは何故なのか。ひょっとして細部が違う別作品なのか。『おやじ』はCBで観た憶えがあるのだが、サイズが違ったっけか…?両方存在するなら並べて観てみたいよー。

■『セロテープ(R)誕生60年記念 瀬畑亮セロテープアート(R)展』@練馬区立美術館

セロテープをまいてまいてかたまりにして形成して行く立体作品。大量のテープをまきにまいてるから、芯も大量に残るので、その芯でも作品を作ってました。てりってり。つやっつや。しかしマット状のものもあって、あれは上から何か塗ってるのか?面白かったー。

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絵にあてられた+この後もハシゴが続くので、しばし茶なぞ飲んでぼんやりしてから新宿へ。

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■『We Jam Econo '08』@MARZ

マイク・ワットってスズカツさんと同じ誕生日なのね…どちらもおめでとうございますですよー。と言う訳でマイクさん51歳のお誕生日を皆で祝おうパーティです。いやあ、一年で三度も観られる有難さよ。MARZとMOTIONの両方(往来自由)に、14組のバンドが出演。マイクさん「全部観るよ!」とのことで、16:30の開演から全部のバンドを観ていたそう。この人柄がまたたまらん…。
20時過ぎに入場。へ、ヘタレですみません…サム・ベネットも観たかった……。
トリ前のMelt-Banana liteから観ました。なんでライト?今日LITEも出るから共演?と思ったんだけど、実際はメルトバナナの曲をメルトバナナのメンバーで、楽器編成を変えて演奏していた様子。音が違うのは判るが、誰が何をやっているかがよく判らん…何故ならステージもフロアも真っ暗だから(笑)アガタさんとヤコさんが頭にサーチライトを着けている。え、そのライト?(違う)あーこれ何か観た気がする、この八つ墓村仕様…帰ってから思い出した、オービタルだYO!→参照
これあっちでは何て呼ばれてるのん…八つ墓村って呼称があまりにもぴったりで他の例えが思い付かないよ…。で、まあ、ゲラゲラ笑って観ました。音は大層格好よかったです。キャッキャー。

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12月20日(土)
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