ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『On The Road』
帰り難くて呑み屋でだらだら喋ってたら2時になっていた…サさんMIOさんすんません。
こんなに泣くとは思わなかった。正直もう随分泣いたのでもう大丈夫だと思ってたんだけどな。それでもまだ実感がない。
しかし10数年振りに会ったひととかもいて、同窓会みたいになったのは楽しかった。ハグしたり握手したり。泣いて瞼は腫れてるし、喋って喉は腫れてるし。もうぼんやり。

詳しく(書けるか自信ないが)は後程。これから音楽を聴くことが出来なくなっても(勿論自分ではそのつもりはないけど、いつかは耳が聴こえなくなったり、死んじゃったりもするから)、頭の中で上田現の作った音楽を鳴らすことは出来る。絶対に忘れない。忘れるものか。

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上田現 追悼ライヴ『On The Road』@中野サンプラザ

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セットリスト(暫定)

【op】
On The Road(映像)
夜行(映像)
■ELE
一日の終わりに(Vo. MAGUMI)
森の掟
僕の思いは目的もなく月に刺さる
■L遵。-PPISCH
プレゼント
おやすみ
大陸ラーメン(Vo. 上田現)
28才
水溶性
サイクリング
ハーメルン(Dr. 雪好)
爆裂レインコート(映像:昨年のAX)
■川村結花
野球少年2
ラルゴ
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ファウル(映像)
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■元ちとせ
約束
ワダツミの木
コリアンドル
カッシーニ(G. 恭一、B. tatsu)
■ELE
夕焼けロック(Vo. & G. 恭一)
キコエルカイ
北京の蝶
君に会いに行くよ(映像)
【en】
Atlas(ELE+MAGUMI)
Happy Birthday(全員)

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上田現のヴォーカルパートは、エンジニアの松本大英(!)がステージ上で同期させていた。成程その手があったか。

上田現のライヴだった。『百物語』の道標も出てきたし。現ちゃんが演奏して唄っている。なのに、何故その実体がないのだろう?トモくんも言っていたけど、現ちゃんはただ遅刻しているだけで、「スマンスマン」なんて袖から出てくるんじゃないかなんて思った。でもそんなことはある訳がない。上田現のライヴなのに、本人だけがいない。

音は残る。

構成も演出もとても丁寧で、上田現を愛したひとたちが今日のためにいろんなことを考えて作り上げたんだなと思えるステージ。気遣いと言うかお互いへの思いやりも感じたし…ELEとレピッシュの関係とか。先輩後輩みたいな感じ。

矢野くんのドラムを聴いてて、ああ、雪好だったらこうだったな、こう叩いていたな(これがまたよく憶えてるんだ。すりこみ…)と思っていたタイミングで雪好が出てきたので驚いた。あーこれこれこれ!これだよ!!!tatsuと雪好のリズム隊がまた聴けるなんて。勿論矢野くんのドラムはすごくいいんです。本当に感謝してます。

それにしても現ちゃんにはいいベーシストが付くよね…。tatsuにしろトモくんにしろ。

最後、あんなにきちんと深々とお辞儀をして帰って行ったマグミを初めて見た。マグミはこういう時すごく大人。失ったものはどんなに泣いても怒ってもやつあたりしても、戻ってこないことを知ってるひとだ。しかし、だからこそ、ひと一倍寂しがり。これには根拠がある。だからこそか、MCのひとことひとことが優しくて勇気付けられる。ハズしも絶妙(笑)そして何よりも、歌が素晴らしかった。もともと表現者としてのポテンシャルが物凄く高いひとだけど、唄うとなるとその世界をすっと創り上げ、自分との距離感を絶妙に保つ。周囲、自分の置かれた状況がどうであろうと、絶対に揺らがない。とても強い。告別式の時もそうだった。見事だった。途中「俺たちゃプロだぞ」と言っていたが、正にプロフェッショナル。彼の歌で「Atlas」が聴けてよかった。

恭一のこのインタヴューすごくよかったんだけど、そうだった、告別式で恭一は「現ちゃんの遺した曲は俺たちで完成させて、絶対に世に出すけん」と言ったんだ。とても早く実現してくれた。後期の編成を否定する訳ではないけど、彼と現ちゃんと言う稀有なソングライターがふたりもいたことが、レピッシュのマジックだったように思う。


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10月19日(日)
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