ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『恋の片道切符』+小ネタ
CAVE INがやったNIRVANAのカヴァーは「BREED」だったそうです…あぎゃー!(泣)

あ〜ツチノコ飼いたいな〜。

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THE SHAMPOO HAT『恋の片道切符』@ザ・スズナリ

やっと観られた…。観たら絶対ハマる予感があって、その時心情的に余裕がなくてハマるとヤバい、と警戒心が働いて、でもやっぱり気になって、チケットとったのに行けない、と言うことが2回(『アメリカ』と『みかん』)あって、これは行くな!てのろいか?と思ったけどやっぱり観たかったんですよ…。公演を観ないまま赤堀さん日記に日参する数年間。

演技者で『アメリカ』と『雨が来る』は観ていた。『雨が来る』の3本足のいぬの話で大泣きした。作風は違うけど、岩松了さんに抱く感情と同じものがある。好きだけど憎たらしい、道で遭ったら抱き着くかグーで殴るかしそう。

ヤバいひとがいますよ!赤堀さん気を付けて!

まあ例えですから。

と言う気味の悪い思い入れがあったものの、それを差し引いてもすごくいい舞台だった。取り返しのつかないことをしたひと(でもそれは直接的には関係がない)、どこにいてもここは自分のいるところではないと思うひと、帰る場所がないひと。それでも気になるのは「明日の天気」。高いところにのぼるのが好きで、5回飛び下りているのに一度も死んだことがないチャリエンジェル。あー天使だから死なないんだよ。チャリが付くけどな。そんな天使は願い下げだ。

そんな登場人物が10人。男ばかり。ドアの向こうには、姿を現すことのない、半身が麻痺した妹。髪を切る、化粧をする、うさんくさいジャーナリストが写真を撮りに来る。音大出の彼女は、リハビリでたどたどしいピアノを弾く。ボロボロのリズム、音階。それが終盤、何の曲か判るようになってくる。開け放した窓の向こうに、いつチャリエンジェルが降ってくるのかと不安に思う。でも降ってきたのは「何か黄色いもの」。タンポポかも知れない。

真夏、停電した屋内、無言でガリガリくん(だよね?)を喰う8人の男。その間の長さ、気まずさ。例え話をしても例が1つしか出ない説得力のなさ。アメリカの食前酒に梅酒はねえだろう。

描いたのは戦争。そして民族。こんな風に描けるとは。それにこんなタイトルを付けるかね。でも、やっぱりこのタイトルがドンピシャだ。他に考えられない。90%…いや、100%会話で進む。これは…すごい。

出演者はあくの強いひとばかりで、皆頭がおかしそうだ。ちゃんとそう“見える”役者さんばかりだ。演技でそーやってんだなーとかこっちが思う隙を与えない。止めるひとがいなければ、スチュンは佐々木を殴り殺しただろうな。

その中でも大堀さんがすごかったな…ああいうのがいちばん怖い。美脚も伊達じゃない(笑)。優しいだけに、いずれ首を吊るのではと思ってしまった。明日の野球の試合をいちばん楽しみにしていたようだけど、明日生きてるか判らないな。逃げる、と言うのとは違う。

いや、でも野球には来るだろう。天気がよければ。そう思わせてよ。PL学園3軍の佐々木の速球を見ようよ。今130km/h出せるか判らないけど。

鷺沢さんがこの舞台を観れればよかったのにと思った。話の内容とは関係ない。いや、ちょっと関係あるかな。鷺沢さんは、こんな作品が書かれたことも、こんな舞台が上演されたことも、知ることがない。

千秋楽で場内はぎゅうぎゅう。詰めるだけ詰めてました。通路もビッシリ。終演後、TV版『雨が来る』に出ていたあのコがロビーにいました。ビックリした。ホントに舞台が好きなんだね、スズナリであんなキラキラしたコを観るとビビりますよ。服装も地味で髪も黒くしていたけど、やっぱり目を引く。また赤堀さんの作品に出てほしいな。

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■前向きですよー
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[03_23_2006]
The upcoming summer tour will be the last of nine inch nails touring in the US for a while. With that said, I couldn't come up with a better lineup than what I'm fortunate enough to offer you this time around.

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03月26日(日)
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