ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[651256hit]
■『隣りの男』楽日
M&O playsプロデュース『隣りの男』@本多劇場
いやあもう感無量です…いろいろ考えた…。大森南朋って役者さんを好きでよかったと思った…。なんかもー終演後はシモキタの喫茶店と呑み屋をハシゴして6時間近く語りあいましたよ。いい舞台を観たあとは話が弾むね!ごはんがおいしいね!酒が呑めたらきっとウマい酒だったろうよ!
初日+2回目の感想にいろいろ補足などを。
■初演の役者さんに当て書きされたかなと思わせられる点
例えば、最後の台詞「なんだこれは!」は、竹中さんの十八番・ジーパン刑事@松田優作さんから連想されたものではないかな、とか(笑)、宮地が来る前夜ソワソワして、2階の掃除を始める竹田の落ち着かない様子などは、竹中さんのしゃかしゃかした動きから笑いを誘うものとして書かれたのではないかなと思いました。バケツの水をひっくり返した時の「アーッ!」なんて、あの甲高い声で叫んだんだろうなあとか。
どちらかと言うと小柄な竹中さんがちょこまか動いて笑わせる、ある意味サービス的な面もあったのかも知れませんが、今回大柄な大森さんがどったばた動いても面白かったんです。うわードンくせーって感じで。うわーんこれ賞賛なんですよ!
戸田さんにしても、岩松さんのねっとりとしたいやらしさ(笑)とはまた違った、刃物のような視線やニヤリと笑った時の歯の感じがとても怖かった。
登場人物の服装や、メイク、髪型、ドデカホーンがあったり黒電話があったりと、見てくれの古さとは裏腹に現実感は切羽詰まるものがあった。戯曲の強度を思い知らされた感じもしました
■“枷”があった方が生きる
逆から見れば「提示されたルールを守っていれば、あとは何をやっても構わない」と言うことでもあります。話の本筋から外れない上でのアドリブ的要素が増え、活気が増していました。予想外のトラブルを巧く笑いに転化していたり。八千代が竹田に迫るところで、いつもはふたりをぐるぐる巻きにするんだけど、この日は椅子の下に紐が挟まってしまってとれなくなってしまいました。そこを砂羽さんが「これをッ、こうしてッ、こうしてッ」と色っぽい声でうんうんうなって自分をぐるぐる巻きにしちゃっててウケたー。
戸田さんも「この横分けメガネ!」って悪態ついたりね(笑)
■どうでもいいが
週末スマパンのベストDVD観直してて、これの「TONIGHT, TONIGHT」に出て来る宇宙人そっくりの動きを戸田さんがしたんで(「ゴーストバスターズ!」びょーんびょーんのとこ)ひとりでツボにはまって爆笑してしまった。
話それるがホントこのクリップ集クオリティ高い。久々に観たけどやっぱりすごいなあ
■そんで
ゲストで小林薫さんが出演されたんですが(2週目のいつからか、連日出ていたらしい)ここ、ほぼフリーだったのかな?もうからむからむ。竹田にメガネ修理を頼みに来た設定で「俺にだって私生活はあるんだよってか?」と家の中に興味津々。千秋楽だったためか「もうちょっといさせてくれよ」と長居をし、さんざん大森くんをいじって帰りました(笑)
こういうとこもライヴ感があって楽しかったな。
カーテンコールで出てくるかな?と思ったが「PRIDE観るんで埼玉行っちゃった」そうです(笑)
■りんごとは別の場所にもう一箇所シミが出来ていたような
照明の具合でそう見えていただけでした、失礼しましたー
■宮地のアキレス腱
今回は見えた、ストッキングと言うかタイツの飾りでした。赤い花の刺繍がぶら下がっていた
■ディズニー
これも時々出てくるモチーフだな。岩松さんディズニー好きなの?
■終演後の語りあいで
出るわ出るわ深読み大会。これが面白いんだよ岩松さんの話は!ミステリーとしても読めるし、コメディにもなる。
漆の置き物を埋めたり掘り返したりするのは何かの暗示?天井のシミには何か理由があるのでは?八千代がいなくなった時、竹田が落ち着いて見えるのは八千代がどこにいるか知っているから?それともいなくなってホッとしているから?八千代が兄のところへ行く時、必ずそこに独身男性がいるのは何故か?
[5]続きを読む
06月26日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る