ID:43818
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by kai
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■「演劇は何を『翻訳』するのか? 市原佐都子+チューリヒ市立劇場『バッコスの信女一ホルスタインの雌』を例に」
(出演者たちが市原さんとのクリエイションがいかに刺激的だったかを語り、最後に「あなたの犬より」「あなたの牛より」「あなたの(なんていったか失念。主婦だったかな)より」といって笑顔で手を振りました。ふいうちで「あなたの犬」っていわれるといろんな意味でギョッとするな(笑))
市原:そんな……本当に孤独を感じていたので、こういって頂けると……
シューネマン:俳優たちからは「佐都子さんは次いつ来るんだ、また佐都子さんと作品をつくりたい」とせっつかれているんですよ
(市原さんちょっと涙ぐんでたかも)

市原:(オーディションについて)メインの俳優たちは劇団に所属(就職)しているひとたちなので、こちらが選ぶということはなかったです。コロスは日本で上演したときと同様にオーディションで選んだんですけど、日本では「ママさんコーラス」がイメージだったんですね。でもスイスには「ママさんコーラス」というものが存在せず、歌が巧いひとばかり来た(笑)。改めて違うタイプの歌い手を探すことにしました
シューネマン:コロスという意味では揃っていた方が良いのでしょうが、皆バラバラで、それぞれの人生が見えるひとを選ぶことにしました

■Q&A
質問:欧州ではヴィーガンのひとも多いと思いますが、肉食を扱う今作に対しての反応はどうだったのでしょうか?
シューネマン:若いひとにはヴィーガンが増えていますが、依然として肉を食べるひとは多いです。ですから拒否反応のようなものはあまり感じませんでした
(スイスといえば乳製品、ドイツといえばソーセージだものね)

相馬:本当はチューリヒ市立劇場を招聘出来たらいいんですけどね! 円安の影響は大きく無理です。今現地に行っても観られるのですか?
シューネマン:レパートリーに入っていますよ
相馬:興味を持たれた方は是非観に行ってください!

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シアターコモンズでのATC『翻訳の葬式』開催に合わせて、以前、「通訳と演劇」について書いたエッセイを無料公開します。ぜひ、演目の合間などにご一読ください。

『水原一平の見過ごされし犯罪 - あるいはきわめてブレヒト的な一連の悪夢』|山田カイル @yamada_allergen https://t.co/PQomVdbmBi— 山田カイル (Kyle Yamada)🍉 (@yamada_allergen) February 25, 2026
円滑なコミュニケーションのためには、通訳者は会話の外部に留まる必要がある。そのためには逆説的に、発された言葉を全て自分のものとして、一人称で話さなければいけない。「彼は何それと言っています」とは、優秀な通訳者は、通常口にしない。
(中略)
つまり、私でない誰かの言葉を一人称で語る通訳者は、俳優なのである。
通訳に関する山田さんのエッセイ。いいタイミングで読めた!

02月22日(日)
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