ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『犬とあなたの物語』『AKIRA』
補完といえば、SOLが墜ちていくシーンに昨年のはやぶさの最期を連想したり、ミヤコさまたちの教団にオウム真理教を思い出したり。あとたまたまなんですが、数日前『その街のこども』がらみで阪神淡路大震災のニュース映像をYouTubeで見直していて…その映像がまるっきり『AKIRA』の光景だったのです。飴細工のようにくにゃりと曲がり落ちた高架路、上がる火の手、煤けた空気。『AKIRA』は1988年公開ですが、この時は都市崩壊の描写(『AKIRA』は地震によるものではないが)がまだ絵空事だったように思います。有り得ない話ではないけど想像が及ばない、と言うか。しかし今では全くの現実だと思える。作り手が意図してそう描いた訳ではないと思うし、予言だなんて大層なことも思わないけれど、それでもこの作品には何かを知っているようなヴィジュアルがある。そういう意味も含めて、この作品は過去のものではないのだと思いました。当時観た『AKIRA』とこの日観た『AKIRA』には、確実に違う印象を持ちました。
つい最近宮沢章夫さんが1995年についてのメモを書いており、それのことも思い出した。→・Togetter -「1995年についての考察」
それにしても、金田等こどもたちのあっけらかんとした逞しさと言ったら。東京が崩壊しても「鉄雄は?」「いっちまった」、バイクでブーですもん。笑ってしまい乍らも、この楽観性は見習いたいと思った、いやホントに。あれくらい呑気に頑強でいたいものです。
上映後拍手が起こりました。いやーよかった、嬉しかった。
ものすごく原作を読み直したくなったが前半は実家、後半は押し入れの奥深く。あああ!サントラも聴き直したいがテープです、デッキ壊れてます。そだよー芸能山城組の組曲と台詞入りのサントラと二種あるんだよねー。買いなおそうかな……。
01月22日(土)
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