ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『ファントム』楽日+『ロボットとケダモノとニンゲン』
・ロジックとして考えれば、例えば食べ物って成分だけを摂取出来れば人間は生きて行ける。だからメニューの成分表を見て、その成分だけを食べるってのを作品にしたことがあったんですけど(『Dutch Life Vol.2 JUNKY FOOD』調理品の栄養素を化学物質カプセルのみで提供したもの)どうしてもそのものを食べたくなる自分がいる。こんなに科学が進んでいるのに、どうして今も人間は生き物を殺して食べなければ生きて行けないんだろう?
そうやって人間って何かなと考えて、それをロジカルに表現出来ないかと思って続けているんだけど、やっぱり人間は理屈では説明出来ない。最近ではギブアップ感がある…(飴屋さん)
・でも味の素っておいしいですよね(笑)なるべく食べるようにしてる。かにかまとかにの違いなんてそんなわからんような気もしますけどね(笑)
確かに諦めってのはあって…(飴屋さんが質問した)ロボットを奴隷として考えるってのも、平等だとか言ってるくせに人間同士にも支配したいって考えがあって。学会でこの話をすると欧州の研究者からはやっぱり奴隷として扱いたいと言う意見が出てくる。それはすごく残念だと思ってる。でも、そう思っている自分自身も、ロボットはスイッチ切れば動かなくなると言う割り切りのもとに作っていて、そこには支配の感覚もある。そんな矛盾の中で研究を続けている(石黒さん)
・ロボットを展示すると必ず何人か自分を止められなくなってロボットを襲おうとするひとが出てくる。あーやばいなーって学生が取り押さえたりするんだけど、これも「自分が支配出来るものがあった!」って感じなんだろうと思う。こういうひとが増えていくのかも…前からそういうひとはいて、単に目に付きやすくなったのかも知れないけど。増えていくとしたら、そういう世の中って…(石黒さん)
・いや、きっと増えないでしょう(飴屋さん)
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このひとことは飴屋さんらしいタフさ、前向きさだなと思った。
飴屋さんと石黒さんの根っこは非常に似ている、と言う結論が出て、それをお互い確認しておひらきとなりました。石黒さんは関西弁でオモロくて、どの話も興味深く聞けました。著作も読んでみようかな。
他にも人間と人間以外の動物の生殖について、とか言語を扱うことについて、とかもーすんごい面白かったー!あー面白かった!
02月22日(金)
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