ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[647848hit]

■さいたまネクスト・シアター『作者を探す六人の登場人物』
個人的には小川さんの演出とは相性が悪いので身構えてもいた。成河さんが以前「好きな作品なのに、好きな出演者、演出家なのにどう〜も面白くない、なんでだろうって思うことあるでしょう? 皆さん出演者や演出家で自分の好みが決まると思ってるでしょう、違うんです、実はそれはプロデューサーの力です」といっていて、理解しつつも納得したくない部分もあった。でもやっぱりそうかもなあ。今回の公演は心底楽しめた。さい芸のプロダクションにはいつも興味を惹かれるし、だからこそ決して近くはない、交通の便もいいとはいえない、劇場の行き帰りに寄るところもそんなにない(……並べ立ててしまった。ご、ごめん! 住むにはとてもいいところなのではと思います!)与野本町迄出かけていくのだ。建造物のフォルムも素敵です。この劇場には思い出がありすぎる。

という訳で、制作陣含めたさい芸というハコに愛着がありすぎるので、あの奥行き深い暗闇から登場人物たちが浮かび上がった瞬間に反射で涙ぐんだ。『美しきものたちの伝説』思い出しちゃったな。

-----

蜷川ボックスはときどき展示物の入れ替えがある。この人形初めて見た、『ジュリアス・シーザー』の公演中79歳の誕生日を迎えた蜷川さんにスタッフがプレゼントしたものだそう。灰皿持ってる🤣 pic.twitter.com/nMSVolDyL6― kai (@flower_lens) December 27, 2020
こういうのも含めて好きな場所。ここで芝居があるときはいつも早めに行って館内をうろうろしてる。劇場迄の道にある、シェイクスピアの台詞プレートや手形レリーフが汚れてしまっているのにちょっと寂しくなったりもする。このご時世だ、手入れをする時間も人手も足りないのだろう

日曜日に乗った埼京線ではどうぶつの森のクイズやってた! んだけど山手線は変わらずマリオのだった。35周年が過ぎたらまた戻っていくのかしら https://t.co/tqyh4qqwsC― kai (@flower_lens) December 29, 2020
そうなのよ。しずえさんのクイズ観るのが電車乗るときの楽しみだったので実は戻ってほしい〜

12月27日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る