ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[647947hit]
■『あいちトリエンナーレ 2019』
めちゃめちゃ暑い、日差しも強烈。こちらも恒例、ロシア雑貨店リャビーナでひとやすみ。今回はモルス(Морс)というベリージュースを飲んでみました。甘酸っぱくておいしい! 今回のチョコはアリョンカでした〜。
-----
オアシス21に移動してランチ後、サエボーグ『House of L』。猛暑の中ぎでよがっだ……。
-----
■栄エリア/愛知芸術文化センター
サエボーグの余韻を引きずりまくり、しかもそろそろ時間が気になってきました。映像作品も多かったのでやっぱり一日では厳しいなー。慌ただしく観たもののなかではヘザー・デューイ=ハグボーグ『Stranger Visions, Dublin: Sample 6』が面白かった。街なかで拾ったゴミから抽出したDNAサンプルをもとに、人物の顔を生成した作品。
なんだかこれ、憶えがあるなあと思ったらこれでした。怖いな!
・(2015.05.20)ゴミについたDNAから顔を復元、ポイ捨てした人をポスターにするキャンペーン┃WIRED.jp
「香港の非営利団体「Hong Kong Cleanup」のために、広告代理店オグルヴィが制作したものだ。」
「このプロジェクト「Face Of Litter」(ゴミの顔)は、2013年に話題になったプロジェクト「Stranger Visions」によく似ている。ニューヨーク市に住むアーティスト、ヘザー・デューイ=ハグボーグは、街角に落ちている髪の毛や爪、タバコの吸い殻、チューインガムなどのDNA情報から、顔を再現した3Dプリント作品を制作したのだ(日本語版記事)。それは、こうした生物学的手段を、どういう目的で用いるべきかをめぐる議論を引き出すものとなった。」
今回メインヴィジュアルとしてとりあげられていたウーゴ・ロンディノーネ『孤独のボキャブラリー』にはホッとさせられた。展示方法にも、展示が中止にならなかったことにも。鑑賞者が思い思いにくつろいでいる。作品と同じポーズをとって寝転んでいる若者や、リアルな顔をじっと覗き込んでいるこどもがいたり。dividual inc.『ラストワーズ/タイプトレース』は駆け足になってしまった。“10分遺言”、じっくり読みたかったし参加したかったな。
■四間道・円頓寺エリア
街なかエリアです。あああ、ここにいちばん時間を割きたかったがもう夕方! マストだったユザーン『Chilla: 40 Days Drumming』を目指す。なごのアジールに近づくとタブラの音が聴こえてきます。いやー、演奏してるときのユザーンってほんと格好いいよね……にしても、40日間の修行というだけでも過酷なのに、それをひとに観られっぱなしというのも相当たいへんですよね。動物園的でもあった。どうぶつ、ストレス溜まってるんだろうなあなんてこと迄考えてしまったよ……。15分くらいは演奏聴けたかな。その後ユザーンは退出、楽器の前には「休憩中」の札が立て掛けられました。ちょっと時間ズレてたら演奏観られないまま帰ることになってた、よかった。
ユザーンの展示(?)、リノベしたオシャレな古民家内の一室で、ユザーンがお店開いたみたいな看板が出てたのウケた。演奏は素晴らしかった。帰りの新幹線の時間に追われ乍ら移動してたので休憩時間に当たらなくてよかった……40日間おつかれさまでした! #あいトリ #U_zhaan pic.twitter.com/Qaq4VyTxez― kai (@flower_lens) September 9, 2019
この四間道・円頓寺エリア、商店街も素敵でなあ。夜行ったら綺麗だろうなあ、お店も見てまわりたかった pic.twitter.com/0rZcybGXKU― kai (@flower_lens) 2019年9月9日
伊藤家住宅は盛況、入場規制されていて作品には辿り着けず建物内をちょろっと観ただけ。円頓寺商店街にはアイシェ・エルクメンによる作品でアーケードが彩られていましたが、それが作品だと知ったのは帰宅後。それくらいなじんでた。最後に観た作品は、メゾンなごの808の弓指寛治『輝けるこども』。交通事故で亡くなったこどもの短い人生を辿る。
しん、とした心境で全ての鑑賞を終えました。いい意味でクールダウン出来た。ボランティアの方がとても親切で、丁寧に道を教えてくれたうえにお散歩ブックも手渡してくれた、時間が足りなかったのが悔やまれる。
[5]続きを読む
09月08日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る