ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『工作 黒金星と呼ばれた男』
閑話休題。リアルタイムで目にした、知っていた出来事の「裏の裏の裏」(今作のキャッチコピー)が、現在韓国で次々と映画になっている。金大中夫人の李姫鎬が亡くなったのはつい先月のことだ。こうした題材の映画を撮ることが可能な状況になってきた、ということだろう。それはものいえぬまま消えていったひとたちに言葉を与え、世に発表していく意味もある。北の最高指導者が金正日から金正恩に代わった今、所長はどうしているだろう……。虚構を通し現実という真実を探る。登場人物たちを隣人のように思える作品でもある。韓国映画界、これからも目が離せない。そして振り返る、日本はどうだ?
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予告編
本国版予告編
・工作 黒金星と呼ばれた男┃輝国山人の韓国映画
ソンウンさん、友情出演だったのねー。ジョンビン監督がプロデューサーを務めた『華麗なるリベンジ』の縁かな
・コードネームは「ブラックビーナス」、故金正日総書記と面会した韓国人スパイ┃AFP BB News
黒金星のモデルとなったパク・チェソ氏のインタヴュー(!)。映画では足首にマイクを隠していたが、実際には……という箇所だけでも衝撃です。本国公開時の記事
・金正日氏と会った韓国人スパイ 酒勧められ…賭けに出た┃asahi.com
朝日新聞、20190722夕刊。web版は有料記事だけど参考に
・北朝鮮で金正日に肉薄したスパイ 実在の物語を“リアルなエンタメ”として描く方法とは?『工作 黒金星と呼ばれた男』ユン・ジョンビン監督インタビュー┃ガジェット通信
膝を打ちまくる
・【オフィシャルインタビュー】映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』ファン・ジョンミンへの11の質問┃韓流MPOST
「演劇のようにセリフがとても多いのですが、セリフを言い合っている姿が、アクションで闘っているかのように見えたらと監督は考えられていました。韓国でもこの作品の宣伝をする時は“マウス・アクション(=註:言葉のアクション)”という言い方をしていたくらいです」。マウス・アクション!(膝を打つ)
・90年代韓国に実在した対北工作員の物語『工作 黒金星と呼ばれた男』┃大場正明┃ニューズウィーク日本版
これは読ませる。関連書籍の紹介も
・緊迫した撮影やファン・ジョンミンの笑顔収めた「工作 黒金星」メイキング映像┃映画ナタリー
「ファン・ジョンミンの笑顔」何故これを見出しに(笑)
で、メイキング映像。あのシーンってCGだったの?!(レストランとか。グリーンバックで撮ってる)と驚かせられるところも
今頃気付いたが『工作』のコピー…ひいー…… pic.twitter.com/GC8ata5LqE― kai (@flower_lens) June 17, 2019
おまけ。つくづくヒイッとなるキャッチフレーズですわ。いろんな意味で
(20190811追記)
・見応えある熱演と緊迫感 実話に基づく韓国スパイ映画『工作』┃原田泰造 × コトブキツカサの「深掘り映画トーク」
原田さん、ジョンミンさん好きなんだねーって映画好きなのね、知りませんでした。とても突っ込んだ内容で面白い。この連載今後もチェックしよう!
(20190823追記)
・《北風》9招把台灣變北京!寶島團隊獨家揭密變身魔法┃CATCHPLAY On Demand
台湾ロケ地案内。「僕と冒険しませんか?」の橋はもうすぐ解体されてしまうそうです
07月19日(金)
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