ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■高橋徹也 バンドセット・ワンマン『The Endless Summer - revisited』
アップライトベースを構えた鹿島さんと脇山さんの怒涛の丁々発止は音だけで震え上がる。鹿島さんの強烈なグルーヴ、脇山さんの鋭いショット。ほぼセンターの席だったので高橋さんの真後ろにいた鹿島さんの姿はこの日殆ど見えなかったのですが、いやはや演奏で涼ませていただきました(おそろしくて)。脇山さんはいつもより見えたなあ、松潤に似てるなあなんてニコニコした。ハンサム度がますますアップの新しい髪型を高橋さんは「絶対かっこいいなんていわない」そうです(笑)。

そしてこの日、とても大きなニュースが発表されました。レコ発、バンド初演のナンバー、告知盛りだくさん、といっぱいいっぱいだった様子の高橋さんは、いつにもましてMCが支離滅裂。単語が出ても接続詞が出ない。それだけ演奏に集中しているのだろうな。秋にTシャツをつくり、区切りでもない一昨年に『夜に生きるもの』全曲演奏ライヴをやって、アナログ発売するのは最新作ではない、そして皆がアロハ着ているときにひとりだけ着てない(笑・これはたまたまか?)。ご自分でもひねくれ者だか天邪鬼だかと仰ってましたが、そんな彼が緊張の面持ちで発表した告知に、悲鳴にも似たどよめきが起こりました。

20年前。1998年は『夜に生きるもの』『ベッドタウン』という二枚のアルバムをリリースした激動の年でした。心してこの怪物に挑みます。

10月28日(日)Star Pine's Cafe
夜に生きるもの/ベッドタウン
発売20周年記念再現ライブ
開場18:00 開演19:00
前売\3,900 当日4,500
前売:店頭7/21(土)e+7/28(土) pic.twitter.com/qRa61xbFTb― 高橋徹也 (@takatetsu_info) July 21, 2018

二年前に『夜に生きるもの』を全曲演奏したときも「再現」という言葉は使っていなかった。「昔だったら意地でもいいたくない……口が裂けてもいわなかった『再現ライヴ』をやります」「それだけの覚悟を持ってこの怪物二枚に挑みます」。怪物。自覚があるんだ。とんでもないものをつくってしまったとは当時も思っていただろうが、それに対峙することが出来るという今の体感もあるのだ、きっと。バンドの充実を受けてのことだろう。楽しみで仕方がない! ところでやっと発表出来た! という安堵か、だいじなライヴの告知も会場がどこかいいわすれてましたよ(笑)。

アンコールで聴けた新曲「友よ、また会おう」の素直さに驚き、こうした曲をつくるに至った心境を思う。販売されていた小冊子を読み、次男坊の気持ちを思う。初盆のため短い帰省へと向かう前夜、次女坊はライヴに参加出来たことに感謝したのでした。

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・一夜明けて、ライブ後記│夕暮れ 坂道 島国 惑星地球
ご本人のブログ。セットリストも。チケットにも店頭ボード(冒頭の画像参照)にもクレジットがなかったTbの西村さん、こちらではちゃんと紹介されています。「インディーになってからのアルバムを辿るような」セットリストになったのは、件の再発を控えて思うところがあったのかな

【スペシャルサイト公開!】高橋徹也の代表作『夜に生きるもの』『ベッドタウン』がボーナストラック入り2枚組仕様にて再登場。オーダーメイドファクトリーにてご予約受付開始!https://t.co/69GR42CVO2 pic.twitter.com/7xYJ8FeleU― otonanoエンタメニュース (@otonanoenta) July 25, 2018
サムネ画像が格好いいのでリンクではなくツイートを埋め込んだる。リクエストリクエスト!

この怪物二枚を同じ年に出していたなんてね。恐ろしい 昨年出たCentral67木村豊氏の著作で再評価されているのでは、アートワークにも異形な匂い。 pic.twitter.com/K3eFrqNUMZ― kai (@flower_lens) July 20, 2018
じ、実はアナログ出すと聴いたとき「この二枚もアナログ再発してくれないかなあ、めちゃめちゃジャケ映えするし!」と思っていたのでした。CD再発が実現の暁にはアートワークも若干変わるようでそちらも楽しみ!

07月20日(金)
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