ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『YOROKOBI NO UTA 喜びの歌』
そういえばこれはこじつけだけど、メインテーマの変化も興味深い。前二作の『Physical Graffiti』/「The Wanton Song」から、『In The Court Of The Crimson King』/「21st Century Schizoid Man」へ。ダンサー/コレオグラファーが出演し、躍動感あふれるシーンも用意されたステージで、観念と向き合う。歌詞は台詞にも引用されていた。既存の楽曲をアレンジ/リレコーディングするのは、DVD化が前提としてある公演だからとかなのかなとも思いましたがまあそんなうざったらしいことを考えてしまうのは当方の仕様です。大嶋吾郎の声遣いの魅力満載でした。

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その他いろいろおまけ。

・大貫勇輔&中河内雅貴&安西慎太郎出演×鈴木勝秀作・演出『喜びの歌』が開幕 - シアターガイド
・大貫勇輔、中河内雅貴、安西慎太郎が挑む鈴木勝秀の世界『喜びの歌』開幕 | エンタステージ
・大貫勇輔×中河内雅貴×安西慎太郎「喜びの歌」開幕、男3人のサスペンス劇 - ステージナタリー
・舞台『喜びの歌』レビュー&コメント|最善席
・【3.0レポート】『喜びの歌』 | 2.5news
いや〜記事がいっぱいあって楽しい!

・「ジャック・マイヨール」と「自殺」と「あちら側」 - 土偶StaticRoute
人間は進化し、海へ還る。「悟り」的なものは殆ど役に立たない。ジャック・マイヨールは本作に潜むモチーフのひとつ。思えばマイヨールが亡くなったのは2001年で、彼についてのスズカツさんのテキストが更新されたもの、初めて観たかも。網羅は出来ていないので既にあったのかもしれないけど

・『セルロイドレストラン』のテキストはこちらからダウンロード出来ます。読むのも一興
・『セルロイドレストラン』って、音楽活動を休止し主夫として暮らすジョン・レノンの家にポール・マッカートニーが遊びにきて迷惑がられ、というエピソードから発想したところもあるんでしたよね。そっから考えるのも面白い

・美術:中村公一、照明:吉川ひろ子、音響:福澤裕之はスズカツさんとは初顔合わせかな? いやー、なんというか、舞台はやっぱり演出家なのだなと思った……舞台写真一枚で「あ〜、スズカツさんの舞台だ。『セルロイドレストラン』だ」と思ったもんな。演出家のサインが入っているといおうか

・今回のごあいさつで「オッサンの戯言になりゃしないか?」と書いておりましたが、1998年の『LYNX』のごあいさつでも「おれはジジイになりかけている〜」と書いてましたよね……。そこがそんなに気になるのか…興味があるともいうか……。やー、お互い歳とったな!(バンバン)

・あとこれはしょっちゅう言ってますが、スズカツさんと松尾スズキの考え方の根っこに興味がある。『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』を観たときにも考えてた。神さまはどこにいるの? 神さまとの約束をどう捉えてるの? という。宗教観というより神学として、かな
・今年上演された森新太郎演出の『BENT』、私は観に行けなかったんだけど観たジェンヌとラストシーンについて話してて、そういやスズカツ演出版がああいうラストだったのはミッションスクールの出だからかねなんて言ってたんだよ〜
・自殺はしない、人生は神さまが仕組んだ罰ゲーム、しかたない、どうでもいい。ご両人にヨタロウさんが絡んでいるのも興味深い

・といえば、今回初めて具体的なことを言ったなあ。何故生きるのか。自殺しないのか。「生きるのが好きなんだ」。トム・ヨークもアンソニー・キーディスも言っていた。他にも沢山いるだろう
・「未来の瞬間のために現在の瞬間を従属させている」「一瞬はたっぷりあるよ!」うわーん

08月27日(土)
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