ID:43818
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by kai
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■朗読「東京」『咄も剣も自然体』
川本:そう、そう。演習は井の頭公園って出てきましたけど
千葉:井の頭公園から防衛庁跡、つまり六本木迄行軍って、すごい距離ですよね。昔なら普通か……
川本:普通に街の中心に軍の施設があり、兵隊さんがいた。関東大震災で下町を離れたひとたちが西に流れてきて山の手が出来て…
松重:田舎者ですから(松重さんこれ連発してた)わからなくなっちゃうんですけど、山の手と山手線ってどう関係があるんですか?山の手じゃないところにも通ってますよね
(その後話が逸れていったところ、「それで、山の手と山手線は…」と引き戻してウケていた。余程気になっていた様子・笑)

川本:娯楽は下町のものだった。落語、歌舞伎、相撲。おじいちゃんにつれていってもらうとかして、代々引き継がれていった。山の手には官僚や教師、役人が住んでいて、下町文化がない。歌舞伎を観に行くなんて!と言う感じ
松重:小さん師匠が長野から出てきたと言うのは意外でした。落語家は代々江戸っ子なイメージがあったので
川本:いぬを飼うと言うのも山の手から。庭があるお屋敷で。下町はねこですね。長屋だから犬小屋が置ける庭はない、ねこを飼う
松重:飼っているいぬの話、出てきましたね。お父さんが浅草に馴染めなくて目白に引っ越して…下町の芸である落語をやり乍ら山の手に住んでいる。面白いですね

川本:猫のホテルって劇団名、面白いですねえ。どういう由来で?
千葉:演劇仲間が、少女マンガみたいな芝居をやろうってことで、少女マンガによく出てくるモチーフから、猫とホテルを……
松重:(すかさず)ぜんっぜん違うじゃないですか、詐欺じゃないですか!僕が客演したのだって、談合で、買収で…(以下『電界』のあらすじを語る)
川本:(困惑笑)

01月15日(水)
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