ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『石のような水』『ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー』
帰路は飴屋さんの『わたしのすがた』(1、2)コースを辿りました。第4留の診療所跡、まだあった。立入禁止になっていて、建物にはツタがより生い茂って随分な迫力になっていました。
今回3公演セット券を買ったけど、今年は観たいものがとても多かった+スケジュール発表が遅かった(東京オリンピック絡み?)+フェス故各作品の上演期間が短くて、全然追いつかなかった……。遠足ものにひとつも行けなかったのが残念だよ、F/T モブもひとつも観られなかった。ああ、あれもこれも観たかった。
宮沢章夫さんが言うとおり「『非商業的な演劇』はF/Tのようなサポートがなければ成立しない。」次回も楽しみにしておりますので、スケジュールのアナウンスを早めにお願いしまするるる。
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『ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー 生誕50周年・ナゴムレコード30周年&新生記念・新宿ロフト』@Shinjuku LOFT
おめでとうおめでとうの声が飛ぶなか、ケラさん「誕生日はとっくに済んでて、て言うかもう来月51になるんだけどね(笑)50のうちにやっとこうってことで」だって(笑)。出演順は大森靖子、パスカルズ、木魚、中野テルヲ feat. KERA&みのすけ、No Lie-Sense。遅刻してオープニング、まりんの「ケラさん逃げて!」を見逃したのは痛恨のエラーです。
大森さんは劇場(激情)型の歌い手さんで、これはすごかったなあ。声質や唄いっぷりがYUKIちゃんを思い出す感じなんだけど、それが没個性かと言うと全然そんなことはなく。パスカルズめちゃ楽しかったー、最近劇伴でばかり観ていたので本体ライヴはすごい久し振り。この時点でもうかなりのひとで、視界が前のひとの背中ってのが殆ど。このあとなんとか移動して、ちょっといい眺めになったんだけど空調の真下で凍え乍ら観た(笑)。
で、木魚ですよ。もうたいへん!ときめいた!てかツネヲさん人魚の肉喰った族か…今何歳なのよ……声も素晴らしい!ハッチャキさんがタイコもってフロアを練り歩く姿は全く見えず(笑)音の移動で今あそこらへんにいるのかな〜と思う。そのうち近くにいた、おとうさん(おじいちゃん?)に肩車されて見物していたちっちゃなおんなの子の前にやってきた!そしてその子にタイコを叩けとスティックを渡した!ここは沸いたわー。おとうさん(おじいちゃん?)はニッコニコ、当人はけろっとしてて、おびえたり照れたりすることもなく淡々とタイコを叩き続けておりました。そして「自分たちではゴスだと思ってんですけどそっちからの誘いが来ない」…や、それは、歌詞が……(笑)あの曲、あの演奏、あの衣裳、あのヘアメイク…で、あの、歌詞が!最高!です!これからもずっとそのままでいて〜。
テルヲさんへの黄色い声に驚き、KERA&みのすけ登場でロンバケのナンバーに沸き、2000年クアトロで再始動って話は…まあいろいろあるよね…メトロのよっちゃんと横川さんのさあ…ははは…そう考えると第三舞台ってホント律儀よねなんて話をした。や、テルヲさんたちじゃなくて私たちが。時間はいろいろなものを解決してくれるので、とてもいいものだと思います。生きてるうちになんとかなるのがいちばんよい。死んでからじゃ遅い。
No Lie-Senseはライダーズのナンバーも。やると思ってなかったからホント驚いた。しかも野宮真貴が登場してコーラスで「だるい人」とか!もうふんぎゃーって感じですよ。もう二枚目のレコーディングにとりかかってるそうです、パワフルー!来年の岸野社長のお誕生会にも出るそうです。「これもう言っちゃっていいんだっけ?」つって、いい!と言ったお客さんに「怒られたらこのひとのせいです」って言ってた(笑)。いやーいいもの観たー。
12月07日(土)
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