ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『教授 ―流行歌の時代を、独自の価値観で生きた歌好きの免疫学教授、そして、観念的な恋愛に己を捧げた助手。』
話逸れるが椎名さんの教授像、ちょっと『BLACK OUT』を思い出してほわーとなったりしました。原案『1999年のゲーム・キッズ』が昨年『2013年のゲーム・キッズ』として復活、再び注目を集めていることもあり(関連記事、web版の第一話。ちょービビる)。ああこのドラマすごく好きだったなあ、出演者も好きなひとばかりで。DVD化されてないんだよね…観たい!今ものすごく観たい!!!

五分の休憩を挟み、終演後と言うか第二部『昭和歌謡クロニクル』がスタート。中村中さんをホステスに、日替わりでゲストを迎え昭和歌謡についてのトークと共演の歌が聴けるものです。この日のゲストは山崎ハコさん。ダンガリーシャツにベルボトムのジーンズ姿で現れ、おお、当時のまま?(リアルタイムでは知りませんで…)と思ったら「プログラムに合わせてベルボトムを探し出してきた(笑)」とのこと。「織江の唄」を披露してくださいました。『青春の門』完結してないって知らなかった……。

またもや話逸れますが、山崎ハコさんのことですごい憶えてることがあって、80年代、NHK教育で『YOU』って番組をやっていたんですよ。好きでよく観てて。ある日のテーマが暗い音楽で、アンケート結果が一位YMO、二位中島みゆきだったかな。そこで司会の糸井重里が「いやでもこういうアンケートで一位になってれば暗くないでしょ、本当に暗いのは十位くらいだよ」と言って、その十位が山崎ハコさんだったんですよ…スタジオ中が笑いに包まれていました。そのことが強烈に記憶に残っていて、未だに山崎さん見るとこれを思い出す(笑)。

終演後行った呑み屋で興行についての真面目〜な話をしました。パンフレットをひろげていたら従業員?バイト?のお嬢さんに「行かれたんですか!?私来週行くんです!」と話し掛けられた。聞いてみれば初日開けてから公演のことを知ったとのこと。「チケットまだあってよかったです!でも…キャストもいいし、中村中さんも出るのに、なんで話題になってないんですか?」と質問されたよ…返す言葉がなかったわ……。そこでまた考え込んでしまって、またもや興行、制作、宣伝についてのシリアスな話をしましたよ。良質な作品と企画の向かうところ、ターゲットにする観客層、そしてその客層に知らせるためにどの媒体を使うか。難しい問題だと思いました。

02月10日(日)
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