ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『GAP(golden after play)』
「CATCH22」中盤、オバマ演説〜沈黙〜千住くん田中ちゃんアリガスをドドッと一気に走らせたブレイクはすごかったー。「構造I」アウトロ、千住くんのソロは今回ダブを噛ませた展開がとてもよく聴き取れて面白かった。て言うか「構造I」を最後迄ヒヤヒヤせずに聴けたの、新編成になってから初めてかも知れない。「CIRCLE/LINE〜HARDCORE PEACE」のブリッジ部分は大儀見さん千住くん田中ちゃんの3人で。ここらへん毎回違ってますね。そして前述したがこの日はとにかく低音がデカくて、「New York Girl」でのアリガスのスラップが腹どころか脳に響くような感じすらした。それにしても「New York Girl」、ホントジョン・ゾーンのコブラみたい。視覚的にも面白い。

菊地さんの、田中ちゃんへの愛のある先生っぷりはこの日も目に見え(笑)、田中ちゃんもっと動いて!オラオラオラもっとやっていいのよ!みたいな場面も。MCで「今日の田中ちゃんは叩いたり叩かなかったり(ムラがあって)まるで恋のよう」なんて茶化されてました。単に手数の問題ではないんですよね。こっからこう展開させようとしてるときにアナタが先導して!最初に走って方向決めちゃっていいから!くらいの任せ方。これ何げに大仕事ですよね…期待されてるわー。かわいがってると言うか鍛えてますねー先生。この手のバンドは練習が本番になっちゃうことも多いから、これから先現場で大化けする…田中ちゃんが教順さんに確変するのを目の当たりに出来ると思うと今からワクワクします。

よだんだが田中ちゃんはなんだかチェッカーズみたいな髪型になっていました(若者にはわからないたとえ)。それは恋ゆえですか。

アンコール前のMCは、バンドがImpulse! Recordsと契約したと言う話から。「既にwebでも書いたしマスメディアにも話しましたけど、やはりこういう場で皆さんを前に報告しないとちゃんと発表した気がしない」。そして契約もろもろに関わったeweスタッフへの謝辞。先日も話してたんだけど菊地さんてこういうとこホント筋を通す。ある意味ヤクザみたいなひとですよね。て言うかヤクザですよね(もうそれでいい)。「webにメディアにここ、って、ここがいちばん人数少ないんですけどね」なんて言ってたけどね、確かに(笑)。でもいつでも現場を尊重するその姿勢は本当に尊敬するし、リスナーからするととても嬉しい。この時代では特に。

その後いろいろ面白おかしいメンバー紹介、告知等が続き、「それでは最後に、っていっつも同じ甘いもんですけどね、『MIRROR BALLS』をレイ・ハラカミさんに捧げます」。大歓声と拍手が沸き上がった。「十年近く前ですけどね。ハラカミさんと、今日オープニングDJを務めてくれたDJ QuietstormがDCPRGのリミックスをやってくれて。人数は多いし、皆バラバラのリズムで演奏している、リミキサーとしては最もやりづらいであろう部類の依頼をふたりは快くひきうけてくれた。ちなみに○○○○は逃げました。あのひと自分たちでもバラッバラに演奏してるのにね(爆笑)。…そして、とてもいい仕事をしてくれた。その『PLAYMATE AT HANOI』の素晴らしいリミックスは、初期DCPRGの作品として残されている」。……ここらへんモヤッとしてえーとどうだったけ?と帰宅後調べてみたら、「PLAYMATE AT HANOI」のリミックスを手掛けたのはDJ Quietstormで、ハラカミさんがやったのは「Pan American Beef Stake Art Federations」ですね(・『DCPRG3/GRPCD2』に収録。現在入手しやすい音源はこちら→・『あさげ ―selected re-mix & re-arrangement works』)。こういうそそっかしいところも菊地さんらしいですね(微笑)。

「彼とちゃんと話したのは、映画みたいな話ですけどホントの話、パリのシャルル・ドゴール空港でした。よくあることだけどフライトが長時間遅れて。彼は別のフェスに出ていて、同じ便で帰る予定だった。あっちにレイ・ハラカミがいるよ、ええ〜っ?って。フライト迄の4時間をハラカミさんと過ごした。ワタシよりも8歳も若い。……しかし、ワタシも、あなたたちも、ステージの上にいるひとも下にいるひとも皆、いつかは必ず死ぬんです。これだけは間違いない。それ迄楽しくいきましょう」。

「MIRROR BALLS」であんなに泣いたことはなかった。27日以来初のライヴが、DCPRGでよかった。

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07月31日(日)
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