ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『おもいのまま』
飴屋さんは以前インタヴューで自殺を考えたことがない、と話していた。生まれてきたので生きている。どんな状況であってもひたすら前を向き、状況を冷静に見極める。生きることが前提で、そのために死んでしまうことがあると言う危険性も承知している。ここが全然変わらない部分。そしてその作業に、生きるも死ぬも自在に演じられるプロフェッショナルな役者さんが参加すると、観客は演者の身体に不安を感じることなく一緒に生死の淵を覗き込むことが出来る。これがこうなるんだ、と思った部分。実際はかなり激しいアクションも多く、怪我人を出さずに千秋楽を迎えられることを祈るばかりです。

音響オペもzAkさんと飴屋さんがやっているそうで、ひょっとしたら音も毎日違うのかも知れないと思う部分がありました。同じものなど決してないからね。卓にハナタラシのCDRも置いてあったけど、どこに使ったかわからなかった。殴打音かな。

カーテンコール。拍手が随分長く続いたのに誰も出てきません。卓から飴屋さんがすごい勢いで走り出て、舞台に駆け上がって出演者を呼びにいきました。あたふた出てきた彼らを見て安心したか、自分は挨拶もしないで袖に引っ込んでしまった(笑)。髪を短くした飴屋さんは、岡本敏子さんを思い出す風貌になっていました。

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■よだん
前にも思ったけど、全く方向性は違うように見えるけど、飴屋さんとスズカツさんには通じるものがあるなあ。「ひたすら見る」演出、音への信頼感、生きること、死ぬことに対する目線。今回近い時期にふたりの作品を観て、改めてそう感じた

07月09日(土)
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