ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『3人いる!』、『墨・彩』、motk
飴屋さんが表現し続けていることは、ずっとこのことのような気がする。自分は自分のものでしかないが、それを証明するものは何ひとつない。あるとすれば、自分の身体を自分のものだと自覚することと、それを他者に奪われないようにし続けること。キャスト表とプロフィールを見ると、役者を職業にしていたり、演劇を学んでいるひとは全体の4分の1くらい。あとはフリーターだったり、学生だったり、会社員だったり。年齢もバラバラだ。名前から予想するに(これも曖昧な識別方法だな)女性キャストのみの日や、外国人が参加する日もある。この日観た限り出演者のプロフィール(学校はどこ、サークルに入っていた等)が反映されていたようなので、内容も毎日違うだろう。

多分全員が違和感なく舞台に立てる。違和感なく他者を演じる。現在を捕まえ、それらが存在する場を作る、「ただ、ひたすら見る」演出家の仕事はここにある。

エキサイティングとすら感じる展開の早さと観る側の順応力(自分にビックリするで)。決して文章では説明しきれないので、是非実際に観てほしい。12日迄上演しています。

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恒松正敏 新作展『墨・彩』@ポスターハリスギャラリー

『ハゲタカ』で鷲津ルームに飾ってあった絵の原画と、その連作を観ることが出来ました。本編では殆ど映ってなかったから嬉しかった…。セットに飾られた原画と一緒にポーズを撮る鷲津=おーもりくんのスチールも2枚。サさんが「こんなシーンあったっけ?」と訊くので「ないっすよ!本編には殆ど映ってなかったっすよ!(悔)」とこそこそ話す。この『ハゲタカ』シリーズは“彩”パートで、青のバリエーションで構成されたもの。ダークであり乍ら鮮やかな色彩でした。

“墨”パートは、チャコール、コンテ、ガッシュで描かれたさわがにやなまず、かえるやかめ。わあ、かわいいよ?恒松さんの作品で無彩色なものってあまり観たことがなかったので新鮮でした。わあーこのシリーズの画集が出ますように…原画は手が出ません……。

音楽を担当した『美代子阿佐ヶ谷気分』のパンフレット等も置かれていました。意外なところでおーもりくんと水橋くんが同居していて嬉しくなった。

恒松さんご本人もいらしていて、来場したひとと気さくに話していました。ギャラリーにはギターも置いてあった。

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お互い夜の予定迄時間があったので、センター街でお茶しつつ「いやあ、本人に『どのシーンに(絵が)映ってました?』って訊きたかったんだけど、失礼かもと思って…」「訊かなくて正解(ブルブル)それに元フリクション=ちょうおっかねえってイメージがあって……」「あるある!東京ロッカーズ!」「ニコニコしてたけどやっぱりこわいー」「歳とってまるくなってるのかも知れないけど、やっぱりねえ」「そういえばこないだ面影のトークショウでアッキーが町蔵に怒られた話してたよね(笑)」「意外と(失礼)礼節を重んじる…」「そういやDRIVE TO 2010どうする?」なんて話をして、さて行きましょうかねと席を立った時パスケースを紛失しているのに気付く。

憶えはある…ギャラリーのトイレに入った時だ……手を洗う時に置いて「忘れないようにしなくちゃ」って思った。そこ迄気にしといて何故忘れる。半年分の定期+クレジットカード等も入っていたので真っ青。サさんと別れてギャラリーに引き返す。置いた場所になくてますます青ざめ、受付の方に訊ねようとギャラリーに入ると、「ああ!」と出てきたのは恒松さん。なんと、恒松さんが預かってくれていた……。

「定期が○○○(最寄り駅)だったから、あなただろうと思ったんだよね」。芳名帳に住所を書いたので、それを見てくれていたようです。「ハゲタカの絵を観に来たの?この展覧会のことは何で知ったの?」。いやまさか会って話すこともないだろうと思ったんで記帳した時はげたかの絵を観られて嬉しかったですーて感想を書いたんだよ……ぎゃーはずかしい!!!


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08月01日(土)
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