ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『ファントム』楽日+『ロボットとケダモノとニンゲン』
飴屋さんが遅刻(笑)「まさかホントにビョーク行っちゃった!?(後述参照)」とハラハラしましたが、ちゃんといらっしゃいました。

あああ、面白かったんだけどどこをどう書けばいいのか判らない。どこか全部テキスト起こして載せてくれないかなー!印象に残ったところをおぼえがき。話した順番はバラバラです。記憶で書いているので発言そのままではありません。明らかな間違い等あればご指摘ください。

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・ロボットを人間に似せて作ると『不気味の谷』に落ちると言う話。機械機械してるとあーロボットだなーと認識出来て不気味にも思わないんだけど、体格、表情、肌質…と人間に近付けて作って行くと、ある時点で不気味に見えてくる。「動く死体」のように見える(石黒さん)

・人間は皆でごはんを食べて、ひとりで生殖する。他の動物はひとりでごはんを食べて、皆で生殖する。生き残るためには動物の方が正しい。人間って…(石黒さん)

・「ロボットに演劇をさせる」のは、ロボットだけで、ではなく生身の人間と共演させると言うこと。台詞を絶対間違えない、体調も崩さない、常に同じクオリティで舞台に立てるロボットを前にした時、生身の役者のアイデンティティーがどうなるかを研究してみたい(平田さん)

・そもそも演出家って仕事も因果なもので…わざわざ人間を使うって言う(平田さん)

・自分のロボットを奈良の大学に置いておいて、自分は大阪からそれを遠隔操作してディスカッションしたりするんだけど、生徒は自然に接してくる。でも給料は2人分貰えないんですよね(笑)(石黒さん)
・以前ウチの劇団の看板役者だった嶋田久作さんが出演するよ、と告知をして、実際の公演にはモニタに嶋田さんの顔を映したロボットを出演させた。声は嶋田さん本人が母音と子音を別個に発音したものをサンプリングしておいて、それを組み合わせて喋らせた。これをお客さんが観に来て「嶋田さんが出演している」と納得してもらえたかと言うと、そうでもなかった。この違いって…(飴屋さん)
・例えばキムタクが来るよって言って来てみればキムタクそっくりのロボットだった。声も顔も完全に再現しているとして、それをキムタクだとお客は納得するか?お金をとれるか?(平田さん)
・でも実際にそのロボットと話したり握手したりすると、彼のファンはドキドキしたり、いろんな感情が喚起されるでしょうね(飴屋さん)
・ロボットを使ってアリバイ工作や詐欺まがいのことが出来るようになった場合の対策は?(参加者からの質問)
・実は今日ビョークってひとのコンサートのチケットを僕買ってまして…僕のロボットがあればどっちかがコンサート行ってどっちかがここに…とかちょっと考えました(場内大ウケ)(飴屋さん)
・給料はほしいけど犯罪はダメですよね(笑)ここ3年くらいでもうそれはかなり現実的なものとして研究が進んでいる。法律家も招いてどう対応していくかを考える段階に入っている(石黒さん)

・この3人の共通項は同世代、と言うくらいしかないんだけど(飴屋さん'61年、平田さん'62年、石黒さん'63年生まれ)これってオタクの第一世代。個人差はあれども、戦争もなく生活上何の不安もない環境で育てられた最初の世代。特に'62年生まれは犯罪者の当たり年(とこの年生まれの犯罪者の名前を列挙。あまりにも有名な犯罪者の名前があまりにも続くので客席からはどよめきが)。何のモラルもなく育った世代なのかもしれない(平田さん)

・娘が生まれた時はアンドロイドと競争だーなんて思いながら研究をしていたけど、もう全然追いつかない。諦めた(笑)人間の仕組み自体はとても簡単。大体そんな難しい仕組みだったらとっくに滅亡してる。でもどうやってもまだ人間そのものを人工物で再現することは出来ない。その複雑さ、不思議さが気になる(石黒さん)


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02月22日(金)
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