ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『コリオレイナス』
そう、演出についてばかり熱く語ってしまったが、役者陣が素晴らしいのです!あーもう皆すごくて誰のことを書けばいいんだよと言う感じだ…唐沢さんと勝村さんは勿論(いやもうこのふたりは貫禄といい台詞の力といい殺陣といい…愛憎入り交じったエロティシズムすら感じました)、白石さんのモーレツ母ちゃん(いやもうすごかったですよ…豪傑!)、鋼太郎さんのあれだけマーシアスの側に立って振る舞ったのに最後拒絶された時の落胆と自嘲の表現も素晴らしかった。民衆を演じたカンパニーも!誰ひとりとして「その他大勢」に埋もれない。ひとりひとりの人生があるからこそ、この物語の悲劇性が伝わる。
先日観た『ロープ』のことをちょっと考えました。群集がとても重要な位置を占める。ロープの外にいる彼らの判断は正義かそれとも過ちか?戦争が起こると、外でどんなに八百長が行われても、リングの中ではガチンコで闘うしかない。血も出る、死ぬこともある。群集は無責任に迎合するが、それによって死を招くこともあるのだ。ロープの外にその力が及んだ時に気付いても遅い。あっ、死ぬ、と思った時、自分は既にリングの中にいる。
ところでコリオレイナスと言えば、アルメイダ劇場の来日公演でかかった作品。演出はジョナサン・ケント、タイトルロールはレイフ・ファインズですわよ!オーフィディアスはライナス・ローチ。ぎゃひー何で観てないんだ私!(泣)観たかった…。プログラムで唐沢さんが「コリオレイナスは歴代マッチョな俳優が演じてきたらしい」と言っていたけど、ファインズさんもマッチョではないよね。レッドドラゴンでは鍛えてガチッとなってたけど。
どうでもいいがこりおれいなすを一発変換すると必ずコリ俺イナスと出る…ハマッてて笑える……。
はー熱く語り過ぎてまとまりがありません、バタリ。
02月03日(土)
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