ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『小劇場が燃えていた』
第三舞台に関しては、周囲にコアなファンが多かったこともあり、一歩退いて見ていたところがあった。それでも、その時代その現場に居合わせたと言う感覚は強い。終演後客席からしばらく立ち上がれなかったことも、劇場を出てもなお涙が止まらなかったこともある。その感覚は異常だとは思わない。自分にとってそれだけのものを、彼らに見せてもらったと言う事実だけがある。第三舞台はそういう存在だった。
それを他者にどう説明すればいいか、今でもよく判らない。しかし、この本には、それに対する答えのようなものがあると思えた。第三舞台に関して、そう思える文献はなかなかない。
時が経つのは早い。もう5年経った。あと5年だ。あと5年経ったら、第三舞台は活動を再開するのだろうか。そして小森さんは観るだろうか。何かを書くだろうか。
そして自分は?現場に居合わせることが出来るだろうか。そして何を考えるだろう。
90年代前半迄を取り上げる予定だったそうだが、頁数の関係で、80年代のものが殆ど。最後は飴屋さんの『ドナドナ』で締めくくられている。続刊、待ってます。
02月02日(木)
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