ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『お気に召すまま』+α
女形は全員キャラが立っていて面白かった〜。月川くん演じるシーリアは、容姿を活かしただけでなく、ちょっとボンヤリのロザリンドにツッコミを入れたり尻を叩いたりと、立ち位置がとてもいい。コメディエンヌとしても巧いし、女形としての所作も素晴らしかった。こんなに出ずっぱりの役で観たのは初めてだったので驚きました。すごい役者さんだ…。不細工担当(役柄がね!)のオードリー役・杉浦くんとフィービー役・山下さんはやりたい放題でした(笑)ふたりとも元は格好いいのに!顔の造作も綺麗なのに!オードリーなんてわざわざ鼻の穴の周り黒く塗ってすんごいブサメイクでさ〜、そして乳首が透けている。勿論偽胸ですけども。そんな細かいとこ迄仕込んでるとこがおかしくてたまらん…パンツは丸見えだし。私の位置からは脚がとても綺麗に見えたんですが(筋肉モリモリだったけどな)ムダ毛処理もバッチリだったんでしょうか。最前列のひとはいろんな意味で大変だったんじゃないでしょうか(笑)
オーランドーの兄・オリヴァー役の鈴木さんも長身で顔ちっちゃくてスタイルいいよねー。この兄弟は眼福でしたな。そっしってっ鋼太郎さん!途中で出演が決まったので驚きつつも楽しみにしていたのですが、よっかっっった〜〜!幕開きの私服(ニットみたいなの)がもう〜格好よくて!しかもタイタスを彷佛とさせる金髪で!あまりの素敵さに狼狽してしまい、せっかくの成宮くんと小栗くんの私服姿を見逃してしまいました…。役柄としては勿体ない!もっと観たい!ってなくらいの特別出演仕様だったのですが、その短い出番が全て印象的なシーンになっていた。思慮深く、人徳があり、部下から尊敬されている雰囲気の前公爵。何か知将肌なんだよね…強盗に来たオーランドーに食事を差し出し、優しくしかしガッチリとハグするシーンはすっごい良かったよ〜。小栗くんの「大人に優しくされたー!」ってなうわーんぶりともども泣けたシーンでした。
蜷川さんが演出する作品は、喜劇ですらゾッとする空気や、未来への暗雲がいつも感じられる。今回も、お芝居自体は幸福なシーンで終わるけれど、タッチストーンの「結婚は2ヶ月で終わる」と言う台詞にも暗示される、人生の不安定さが見え隠れしていた。フィービーがシルヴィアスと結婚するのも、ロザリンド(ギャニミード)との約束を守る為だしね。モノトーンの森の風景も然り、生死が同居している。美意識の高さもいつも感じる。しっかっしっ、結婚の神として、福助(そう、あの福助ですよ)の書き割りを3体ドーンと出してきた演出にはたまげた。あ、あれは……深く考えなくてもいいのかな?福助ってことでいいのよね?いやはやすごい爆弾でしたわ、客席がどよめいたもんね…久々にこういう殺傷力の高い演出を観ました(笑)
あと馬の脚が良かったです(笑)動きがすんごく巧いの。耳が動くのもツボでした。遠目で見たら本物と間違えそうな程。そしてホンマモンの羊・メー子(ちゃんとプログラムのキャストにクレジットされてるの)がかわいかった〜。やっぱ本物の動物出されちゃうとそっちに目が行っちゃうわ。タッチストーンとコリンがすごくいい会話をしてた筈なのに、すっかりそっちがお留守になってしまいました。ああ、リピートしたかったよ…。
千秋楽だったので、カーテンコールがもーすごい盛り上がりでした。10分以上やってたんじゃないかな?6回目迄は数えていたけど、あとはもうわからん(笑)蜷川さんも登場、とてもいい笑顔でした。スタッフが仕込んだ紙吹雪や花火(高橋くん、首の後ろに火花が落ちたようで「あ゛ち゛ー!」とかなってたよ(笑))が舞って、スタオベも満開。楽しかった〜。
いやーそれにしても言葉が美しかった。訳も良かったんだろうなあ。早速戯曲を読むぞー。そしていろんな感想を見て回るぞ!楽日迄ネタバレ読めないってのはツラかったわ…。
(*)
プログラムの清家さんのコメントで知ったんだけど、劇団としてのニナガワカンパニーは解散してしまったのか…ガーン。もう『待つ』シリーズは観られないのかなあ。うわさみしー(泣)
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■近所で行ってなかったけど気になっていたお店に(以下略)
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08月22日(日)
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