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西方見聞録
by マルコ
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■京都市動物園(鹿男ロケ地紀行その2)つけたり南禅寺
日曜日は京都市動物園に行きました。京都市動物園ときいて「お!あの鹿男あをによし、の!」と言える人はかなりツウですな。(でも視聴率5%なんだって、ご当地ドラマがんばれ〜このままコケて大都市が舞台のドラマばっかになっていいのか〜)
で、鹿男ワールドでは奈良の鹿と京都の狐と大阪の鼠と言う3種の神獣が日本列島の地下に横たわる大鯰の尻尾を押さえて日本を地震地獄から救ってると言う世界観があるんですな。大学時代、民俗学特講で江戸期の民間信仰の鯰絵分析とかやらされた身には結構笑える設定なんですわ。それで鹿に<運び番>のご指名を受けた鹿男が京都の狐の<使い番>からあるモノを受け取って鯰鎮めの儀式をするはずだったんですがトラブルがあってそのモノを受け取れなかった。で京都の狐に直接トラブルがあったので協力して欲しい。と直訴する場面が先々週ありました。奈良の神獣の鹿は奈良公園にいるんですが。狐は伏見の山を降りて現在は京都市動物園で生活してるってことになってます。
大真面目で鹿男役の玉木宏が京都市動物園の檻の中の狐に向かって
「すみません!1800年前から鎮めの役をやってらっしゃる狐さんはどなたでしょうか」って語りかけるのがものすごく奇妙ってか笑える場面だったのです。そんで今週は鹿男の撮影現場を求めて「京都市動物園」に行ってきました。
はい、これが問題の神獣狐。
ありがたやありがたや。
鹿男あをによし、は毎週木曜夜10時からなのでうちではみんなその時間は寝てるのでビデオにとって1週間繰り返し見てます。子どもも民放は見ない主義のあめでおさんもものすごいちゃんと見てます。あめでおさんは「民放ドラマを見るのは『週末婚』以来」ってあんた「週末婚」は見てたのね。あ、私が見てたから見てたのね。
で、京都市動物園、歴史のある動物園です。小さいですが展示とかも非常に見せる工夫をしています。
コンナ感じでダチョウやエミュウなどの鳥類のところには卵が置いてあったりその重さと同じ重さのペットボトルが置いてあって卵の重さを体感できたり。さらにゾウなどの檻の前にはウンコが殺菌後樹脂でコーティングされて触れるような形で展示してあったり。
またおとぎの国と言う動物ふれあいスペースではボランティアのおじさん、おばさんが子ども達に動物の生態を説明しながら動物を見せてくれてました。オウムの羽には「粉羽」と言う粉が分泌されてるので雨が降っても撥水されて濡れないんだ、とかいろいろ豆知識を教えてくれます。動物園の中に図書館があってそこでゾウの鼻の模型(実物大)とかに触るのも子どもには受けてました。
で、午後2時頃動物園見学を終えたので御近所の南禅寺に行くことにしました。三門に登れます。こっちはお寺側を見たところですが、逆側からは京都市を一望に出来石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」といったと言う、あの場所ですな。
これはしたから三門にいる人を撮影したもの。結構高い場所です。登るときどきどきしました。奈良でこうやって登れるのって東大寺の二月堂くらいでしょうかね。
しかしシーズンオフ、人がいません。京都市を望めるほうは結構人もいますが裏面には誰もいないので、皆で休憩。一人寝てます。それはいかんだろ。
南禅寺の境内にはおお!これはカリオストロの城か?って感じのローマ水道風の「水路閣」があります。明治の建築の粋ですな。琵琶湖疏水が上を走ってます。
なかなか楽しい景観ですな。
上にもいけます。水路閣の上はちょっといけないんですが、
逆方向には散歩道が着いてます。この先どこまでも行くと浄水場までいけます。そこに小さい公園があるけどまあ道を歩くのを楽しむって感じで。行った先に何かを求めないように。
で、南禅院のお庭。実はワタクシ高校の修学旅行が奈良・京都7泊8日と言うすごいプランで名古屋から近鉄で飛鳥に最初につき、法隆寺、奈良、京都という時代順に北上していくというコースをめぐりました。そんで最後2日が自由行動だったんですがそのうち1日を京都めぐりにしたんですが最後
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03月02日(日)
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