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西方見聞録
by マルコ
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■京都府立植物園にいく
京都府立植物園に行った。京都と大阪に住んでいる友人家族といったので3家族で合計6人のこども+3人のハハオヤが大集合した。植物園の中の広い芝生広場でまずお弁当にし、(お弁当は植物園前にある神戸屋でパンを買った。)そのあとこの植物園の誇る大温室にいった。
大温室の売り物は『ラフレシア』の花。その他バナナやパンノキ、パパイヤなど食べられる実がなった樹がたくさんあり、そのたびにわたしとしてはおKさんがつかみかからないかひやひやした。
ブーゲンビリアの花もあった。アフリカ滞在時代、ブーゲンビリアは私の天敵だった。ショッキングピンクの花を咲かせるやつが最も繁殖力が強く、私の家に巻き付いて電話線を切りそうになり、隣の家のおじさんに手伝ってもらってブーゲンビリア駆逐作戦なんてしたなー。と懐かしく思う。切っても切っても伸びてきて、根絶やしにしても切り株から伸びて家に巻きつく、ちょっとホラーなブーゲンビリアも、この温室ではいい子にしているのだろうか?あるいはとなりの珍しい樹に巻きついて植物園の職員さんに夜な夜な剪定されたりしているのだろうか。
その温室で軽く男の子2名(6歳と4歳)が迷子になり、西原理恵子「毎日かあさん」で描いている『男の子育児は大変』という命題は真である、という印象を参加者各位に抱かせる。
その後温室となりの遊具スペースに行く。遊具は木で出来たシーソーくらいなのだが、所々にあるキノコの形の巨大オブジェがなかなかよい。このキノコのオブジェ、実は本棚になっておりレバーを引いて扉になっている部分をあけるとそのなかには名作絵本と児童図書がぎっちり詰まっているのである。森の中に所々置かれたベンチで子どもたちはゆっくり読書に親しめる。
地元のライオンズクラブが本は寄贈したらしい。さすが文教都市京都。やることがにくい。斑鳩のロータリークラブも『ようこそ斑鳩へ』なんて巨大看板つくって満足していないでこういう文化の匂う次世代のための社会貢献をしたらどうだね、と軽く思う。
『男の子育児は大変』という印象を与えた2人の男の子は本が大好きなようで、いきなり二人とも本読みにはまる。『男の子も本好きの子は、ちょっとの休息を母に与える』という新しい命題が参加者の胸に刻まれた。
ここでしばらく子どもが本にはまっている間に母同士おしゃべり。そろそろ帰ろうかと言う時間になったところ木製のシーソーがあいたので、子どもたちが飛びつく。いろんな組み合わせで乗ってみる。何しろ2歳から、7歳まで、体重もさまざまなこどもが6人いるのでどういう組み合わせで乗るとシーソーの釣り合いが取れるか考えるだけでも面白い。子ども同士一通り乗ってみたところで6歳の少年が『お母さん同士で乗って重さを比べてごらんよ。』と提案する。嫌だよ。そんなおそろしいこと。
そこになぜか通りすがりの老人が現われ、子どもたちをあやしてくれる。老人は子どもの喜ぶつぼを熟知しているようで、くりかえし、同じギャグ(って言ってもいないいないばあのレベル)を繰り返す。とくにうちのおKさん@3歳児ともう一人の3歳の女の子と2歳の女の子が老人のギャグにはまってものすごい大爆笑している。3人の女の子が1つ方向を向いて爆笑しているさまはまるで笑顔の花束のようだ。子どもと老人はものすごい勢いでヒートアップしていき、老人が子どもをくすぐると、子どもは大喜びで『次は私をくすぐって』、と身を投げ出す。
老人とわかれた後も子どもたちの躁状態は治まらず、なぜかお互いくすぐり合いになってしまう。そしてさらにヒートアップした彼らは子ども集団の中で最も年長なうちの1号さんをみんなでくすぐる、という遊びをはじめる。1号さんが逃げるのを、他の子どもが追いかける。『1号!出口の方に向かって走って!』というと1号さんはくすぐられながら他の子どもたちを出口の方に向かって誘導してくれる。さすが牧羊犬の異名を持つ女。こうしてやっと私たちは帰路につくことが出来た。
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05月14日(土)
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