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西方見聞録
by マルコ
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■イケメン文化の民族誌
 1号さん、ちょっとマルコとは異なる立ち位置で人生を送っている7歳児。マルコの幼少期と言うのは「燻し銀のクラスの知恵袋」ってかんじで、まあ適当に賢いけど華やかさにかける少女であったわけです。

 駄菓子菓子、娘の1号さんはどこでどう間違ったか、なんと言うか分類的に「クラスのおとなしい美少女」というポジションらしい(と親のマルコが思っているのはひょっとして単なる親ばかか?)。

 1号さんの美少女ポジション疑惑は以下の二つの証言から導かれたものです。

@同じクラスのYちゃんに「1号ちゃんは可愛いからわたしの気持ちなんてわからないのよ!」と叫ばれ、走り去られた。

A違うクラスの男児2人が好きな女の子として1号の名を挙げた、ということがこっちのクラスまでウワサとして流れてきた。

 間違ってもそういうシチュエーションに立ったことのないマルコはひえ〜て感じでそういうウワサを聞いていました。そんでとくにAなんですが、「違うクラスの子に見初められる」ってのはすごいな〜。

 大石静が「美人は黙って座ってても、オトコが振り向いて話し掛けてくるが、非美人は黙って座ってても存在を気づかれないので、自分から告白して振り向かせる作業をしなければならない。そして告白すれば何もしない美人よりは1歩リード。」
とか言ってたけど、まことにそのとおり。マルコも告白する(あるいは面白いことを行って注目を集める)人生を歩んできました。間違っても黙って座ってて美味しい果実をゲットなんてことはありませんでした。

 そんでマルコが子ども時代、やっぱりただ黙ってるだけなのに男の子が言い寄っていく女の子ってのは異次元には存在したんですが、彼女らは「いやだわ、こまるわ。」と大変控えめな反応をします。間違っても「へへん!私、もてちゃった、Vサイン!」なんて反応はしません。

 しかし1号、そのウワサが伝わってきた日、うちに帰って「おかあちゃん聞いてや!2組のOXOくんとXXO君が1号のこと好きなんやて〜!!」と小鼻膨らませて大自慢。そうか、やつらは学校では困った振りしてても内心は得意でしょうがなかったのだな!とはじめて異文化イケメン界の住人の本音に接して、少し驚くワタクシ。「その話を聞いた時、1号ちゃんは学校ではなんていったの?」とイケメン文化のフィールドワークをしておくと、「『え〜、、、困るわ。』っていうたねん!!」だそうです。

 そうか、そうだったのか。奴らと我らの違いは面の皮一枚で中身は同じだったのね。

 もうひとつ感銘を受けたイケメン界の住人に関する考察をもう一発。

以前、掲示板で大流行した相性診断ですが、ある種の男性がたが軒並み「ゴキブリ級」という18段階中18位の低評価の診断結果をおだしになりました。多くが掲示板参加者(女性)のパートナーの方々で、うちのあめでおさんなんかも本人が診断してたら、多分この範疇だったと思います。そんでこの相性診断は恋愛フォーカスなモノなもで、異性の気を引く気配りやセンスに高評価が与えられるシステムになってるんです。そういうモテル文化とはアンチな立場をとってる男性諸氏が「男女のコミュニケーションよりはアイガー北壁が大事」みたいな信念に基づき、自らのアイデンティティとしてゴキブリ評価を獲得したんだと思います。

 さて掲示板の重鎮なみなみさまの夫さまは目撃談によると福山雅治に似てたり、ヨン様に似てたりしているいわいる、イケメン界の住人なのですが、この福山似のイケメン夫も堂々のゴキブリランキングを果たされ、なんかイケメンな男はモテル文化と親和性があるんじゃないかと言うワタクシの仮説があっけなくやぶられました。

 イケメンというのはモテル文化においては生得的に与えられた資源なわけでイケメンな人の多くはこの資源を利用して恋愛フォーカスな文化=モテル文化を生きているんだと思ったんですが、イケメンでもアンチ恋愛を生きている人がいることにちょっと感動しました。

 そうです今回の結論は彼らと我らの違いは面の皮一枚で、中身は違いがあんまりない。つまりイケメン文化というのは存在しなかったのです(モテル文化ってのは顔の美醜に関わらずあると思いますが)。


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11月08日(月)
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