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西方見聞録
by マルコ
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■サルベージ「世界怪談紀行」
象が人を踏み殺したのも誰かの悪意が原因でその人は踏み殺される。自覚的な悪意の場合もあるし無意識のうちの嫉妬とかが悪意になって人を殺す。
その悪意の源を探り出し、災厄を防いでくれるのがお医者さんを兼ねる呪術師。呪術師は守ってもくれるけどうらまれると自覚的な悪意を持って呪うから、怖くもある。だから職業的な呪術師はたいてい村の怖い存在なのでその村の出身者は勤められない。
ウガンダから来た呪術師とか遠くから来た人ほど得体が知れなくてとても怖い。そういうとき某文化人類学者(日本人)がザンビアの呪術師の国家資格をとったの
「日本から来た呪術師」!こりゃあ、村では最凶の存在だったみたい。得体の知れないことおびただしい。

でもね、医者も今じゃヨーロッパ留学したり、キリスト教がばりばり村の隅々まで
普及されてあんまり伝統的な話は聞けなくなっちゃったね。

私の住んでた町では神は雨と同義で(ンガイって同じ単語使ってた)雨が降らないと作物が実らず、人が困って犯罪がおき易くなる。
そうすると嫉妬や恨みやいやな雰囲気になるのでとても怖がられていた。
だからバリバリのクリスチャンも雨を呼ぶと言われている木を凄く大切にしてたし雨を呼ぶために黒やぎを堵殺とかしてたよ。
ケニアの怖い話「空雨季(カラ雨季)」
、、、、こわくねー!!!


    怪談5 タイ スリン県 クリークリン村 BY マルコ
そこんとこいくと、タイはもう少し怖い。
件の苦労人のおばちゃんは夕暮れ田んぼで魚をとってたら、かえるのお化けに会ったんだってどんな風に飛んで、自分のほうに来たか実演して見せてくれたけど凄い面白かったよ。
あと、夜中にお寺で柳みたいな木に引っ掻かれて肩を切り裂かれたお坊さんの話とか全部実名入りで話してくれてリアリティいはあったかな。

あと農村実習に来たバンコクの大学生が村の悪霊を若いきれいな女の人と思って夜通しタイダンスを踊って、翌日村の呪い師に
「あんた死ぬで、お払いしときましょか」
と言われてお払いされたんだって。少しは琴線に触れますでしょうか?


    怪談6 日本 京都と県名不明     BY らいむさん
2月3日、ヤヒロ向かいの京樽は太巻きを買う人でにぎわっていたよ。
節分は楽しんだのかな。豆はまきました?奈良や京都のような古い都には鬼や妖怪の生き残りが隠れているから、豆まいて本気でしっかり結界張っておくように。かつて京都に住んでる友人が近所の神社で写真をとったら、キツネの顔をした女(としか言いようがない)が後ろに映り込んでいたという。「京都にはほんとに妖怪がいるんだー」と感心していたよ。

いや、笑いごとじゃありません。覚悟して私の話を聞いて下さい。

20年くらい前の節分の日、TVで京都の寺の住職が「鬼はいますよ。ときどき夜中に雨戸を叩く」と不思議なことを話していてね。「そういう時は雨戸を全部開け放ってやるんです。鬼めは叩くものがなくなって、悔しそうな顔をして向かいの建物の屋根からこっちを睨んでましたよ」

昼間この番組を見た時はこの坊主大丈夫か?と笑ったんだけど、夜になったらちょっとばかし怖くなってきちゃって。「今日は節分だし、いつもより多めに豆まいておくか」と自室の入り口から盛大に豆まきをしたのだった。当時の私の部屋は実家の離れの2Fにあった。1Fは自転車置き場になっていて、部屋には鉄製の外階段から上がる仕組みになっていた。
今も忘れない。あれは冷たい風がヒューヒュー吹くとても寒い夜であった。真夜中の2時頃、明かりを消してベッドにもぐった私の耳に信じられない音が聞こえてきたのだ。
風が雨戸を揺らすガタガタいう音に混じって、誰かが外階段を登ってくるのだよ。ゆっくり、カツーン・・・カツーンと。それは人間の足音じゃなく、猫や犬とも違っていた。木の枝が風にあおられて落ちてくるのかと思ったけど、そんなたくさんの枝が落ちるとも思われない。
布団の中で私は震え上がった。あんなに念入りに豆まきしたのに、なんで来ちゃうのよ。私には坊さんみたいに雨戸を開け放つ勇気なんてないわよ。あああどうしよう!もうすぐ扉の前に立つ!


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05月01日(木)
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