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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■2026衆院選を振り返って




 2026年衆院選で中道は大敗した。ただ、中道の中で落選したのは主に元立憲民主党の議員である。元公明党の議員は比例順位が上だったので当選している。この結果からオレが勝手に考えたのだが、もしかしたら公明党は今回の動きで立憲民主党を完全に崩壊させるのに成功したということではないだろうか。自民党との連立離脱、中道の結成、選挙戦での八百長負け、立憲壊滅までが一つのストーリーだったのなら説明がつくのである。

 小選挙区でなぜ中道候補は負けたのか。おそらく小選挙区で公明党の支持母体である創価学会員は自民党候補に投票していたような気がするのだ。もともとも連立相手である自民党を勝たせるためにこの中道という名の野合は仕組まれていたのである。小選挙区で創価学会の票が中道候補に入らなかったのは結果を見れば明らかである。ところが比例は中道に入れた。そのおかげで比例順位上位にしてもらっていた元公明党の議員は当選できたのである。元立憲支持者の票を使って元公明党が当選し、その一方で小選挙区では投票してもらえてないので中道候補は落ちた。ただそれだけの現象である。

 野田佳彦はボンクラである。民主党政権を投げ出したのもこいつがボンクラで安倍晋三との駆け引きに負けたからだが、今回も野田は斎藤の仕組んだ作戦が読めてなかったのである。公明党の方針をほとんど飲まされたことで元立憲支持者の票も失い、その一方でせっかく中道のために投票した比例票は公明党側の候補を当選させるために使われたのである。

 公明党は立憲民主党を破壊することで日本の政治からリベラル左派をほぼ消滅させた。護憲勢力は国会内にはほとんどいなくなってしまったのである。社民党、共産党、れいわ新選組という左派3政党はほとんど議席を持たないレベルにされてしまったからである。これらの政党がなぜ支持を失ったのか。本来左派3党に入るべき票を国民民主や参政党が奪ってしまったのだろうか。参政党に流れたというのは想像しにくい。ということはもはや国民の中で左派政党を支持する人が絶滅してるということなのかも知れない。

 かつては政治というのは左右の対立だった。自民党と社会党が二大政党として存在した時代である。ところがいつのまにかそうしたイデオロギーの対立軸は政治の選択肢ではなくなってしまい、そのうち国民は上下に分断された。格差が広がったのである。中間層が消滅して上と下に二極化した。

 今、その二極化した下層の人々が保守政党を支持するという不思議な現象が起きている。貧し人たちがなぜか右傾化してるのである。「金持ちから税を取れ」という至極真っ当な主張が貧乏人に支持されず、貧者から搾取したゼニを富者が分け合うという自民党政治を多くの国民が支持している。なんでこんなことになったのか。それは、国民をそこまで愚かな大衆にしてしまった政権政党のメディアによるコントロールである。

 政策の中身で選択させるのではなく、選挙を単なる推し活に変えてしまうという究極の衆愚政治が今の日本の選挙である。大阪でも維新の会という反社政党が府民を洗脳して支配している。知性(左派リベラル)vs反知性(保守政党)というのが今の政治の対立軸であり、当然のことながら賢い人よりも馬鹿の方が多数派である。かつて小泉純一郎と竹中平蔵が社会のB層と呼ばれる人たちに投票させることで多数の議席を手に入れたように、2026年衆議院選挙はあろうことか圧倒的多数の国民が高市早苗という統一教会のエージェントに投票してしまったのである。


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02月11日(水)
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