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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■究極の少子化対策とは何か?



 失言で有名な自民党の桜田義孝前五輪相がまた失言して話題になっている。千葉市で開かれた会合で少子化問題に言及し、「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と来場者に呼び掛けたという。この発言が辻元清美とかに批判されている。女性を産む道具としか見ていないという批判である。そんな発言が批判されるのは当然で、相変わらずこのオッサンはアホだなあとしかオレには思えないのだが、そもそもそんな簡単なことで少子化対策できると思ってるあたりがこいつのアホさを証明している。

 ではどうすれば少子化対策になるかということなんだが、これはもうこれまで子どもを持っていなかった人に産んでもらうしかないわけで、そのあたり究極の財政出動をするしかないのである。

 例えば大学生奨学育休制度の導入である。大学在学中に彼氏との間に子どもができて修学が困難になった女性を援助する仕組みで、奨学金の返済を免除し、大学を産休育休で休んでも不利にならないように単位取得の便宜を図る制度を導入するのである。大学生のうちに子育てと学問の両立が可能になるように支援する体制を作れということである。そうすると社会人になってからは子供もある程度育ってるので育児と仕事を両立させやすいちうことになる。学費がタダになるなんてことにすればみんな焦って学生結婚するかも知れない。

 結婚しない女性でも子どもを持てるように、そしてZOZOの前沢社長みたいなゼニの余ってる人はたくさんの女性と子どもを作って育ててもらえるように、配偶者控除ではなくて愛人控除という制度を設けて、愛人の分まで税金が安くなるという仕組みを導入するのである。これは超高額納税者ほどその恩恵がでかいようにするのだ。大金持ちには愛人を囲ってる人が多い。一般的には非難されるその行動を、「節税目的」にすり替えてしまう究極の方法である。

 もっとも「なんでぼくは生まれたの?」という子どもの素朴な問いに対して「節税だよ」と答えるアホな親がいたら子どもがめちゃくちゃかわいそうなんだが。孫正義さんあたりには子どもを100人くらい持ってもらって、その養育費を支出してもらうのである。孫正義の子どもを育てることで年間300万円くらいの養育費がセットになっているという条件にすれば応募者は多数出てくるだろう。100人でもたったの年間3億円だから孫正義さんにとってはほんのはした金である。きっと世の中のまじめな人たちから公序良俗に反すると強い批判を受けそうだが、公序良俗なんかよりも人類の存続や日本国家の存続の方がはるかに大切なのである。そんなものにしがみついて国家を滅ぼすほうが馬鹿である。

 それから学校教育の中で恋愛をもっと推奨することも大切だ。今の学校教育の中では恋愛を敵視してるおかしな教員が多い。高校生同士が交際して女生徒が妊娠した場合、学校がそのまま登校することを認めずに退学させたりするのは間違いだとオレは思うのである。高校生にも出産や育児のための休学を認めるべきだし、校内に託児所があってもいいとオレは思うのである。さすがに中学ではまずいと思うが、高校生ならそうした権利を与えてもいいとオレは思うのである。高校生で母親になった女性が、そのあとで受験勉強して東大や京大に入れるような環境を作ってあげてほしいのである。

 最近は子どもに対する虐待事件の報道が多い。そういう親から速やかに子どもを取り上げて救済する制度も必要である。児童福祉施設のネガティブなイメージを払拭するために、施設の方が一般家庭よりも恵まれてるという状況にしないとだめだ。一般家庭に育った子どもが「なんでぼくは施設の子じゃないんだ!」とうらやましがるような状況にすればいいのである。食事援助もじゃんじゃん行って、子どもへの小遣いも毎月たくさん与えて、大学生アルバイトを雇って勉強の面倒をみさせるというふうにして普通の家の子よりも恵まれた生活が送れるようにすればいい。結果的に優秀な子が増えれば、企業は施設出身者を優先的に採用するようになるだろう。


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05月30日(木)
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