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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■清原逮捕報道とマスコミの欺瞞性について

 清原和博が覚醒剤取締法違反で逮捕された。インタビューを受けている人がみな同じように「信じられない」と答えてることが印象的だった。どうしてオレのように「やっぱりな」と答える人間がいないのだろうか。あるいは意図的にそうした答えはカットされていたのだろうか。少なくとも清原和博と直接接触したことのあるマスコミ業界人ならば、目の前の男がシャブ中であることくらい一目でわかるだろう。覚醒剤をやってるというのはそういうことなのだ。

 清原がなぜコーチや監督という形で野球の世界に残れなかったのか。それは彼が暴力団関係者とあまりにも近かった(あるいは巨大な刺青をいれている彼自身がもはやそういう世界の人間だった)からだとオレは憶測している。そういう人間が監督やコーチになれば、当然のことながら暴力団関係者も球団に出入りすることになり、他の選手たちに悪影響が出てしまう。先日巨人で野球賭博が発覚するということがあったが、暴力団関係者が出入りするようになればそういう形でどんどん選手が汚染されていくだろう。どうせろくなことにならないのである。だったらそういう可能性のある人間は未然に排除するしかないのである。

 日本人の中にはヤクザ的な世界にあこがれ、ヤンキー文化を尊重する不思議な人たちがいる。クルマを改造したりシャコタンしたりして変な装飾を付けて、DQN的なファッションで街を闊歩することがカッコイイと思ってる馬鹿たちである。危険ドラッグを使用する馬鹿者というのはたいていそういう連中から出てくるし、それが度を超すと大麻や覚醒剤にのめりこむことになる。そのまま最終的には暴力団の構成員になる者もいる。コンビニで因縁を付けて店員に土下座させ、それをツイッターに載せるのもそういうクズ、いや人たちである。

 おそらく清原和博というのはそうした人たちにとってのカリスマ的存在だったのだろう。日本のヤンキー文化の頂点に立つ歌手がEXILEや長渕剛ならば、元スポーツ選手が清原だった。オレはヤンキー的なものが大嫌いなのでそういう部分ではかなり偏見や誤解があるかも知れないが、とにかく清原はヤンキー文化の一つの象徴的な存在だったのだ。そのあたりはぜひ「ヤンキー進化論」の著者である関西学院大教授の難波功士先生に解説してもらいたいのである。

 さて、逮捕された清原和博はどうなるのか。日本では覚醒剤使用者も初犯は執行猶予がつくことがおおい。酒井法子もASKAもそうである。だから清原も刑務所に入ることもなく社会に復帰するわけだ。そして清原に覚醒剤を流していた売人も、もしかしたら末端の下っ端は逮捕されるかも知れないが、その元締めまで捜査が及ぶことはない。上の方まで一気に捜査が進み、組織が壊滅的な打撃を受けることはないのである。適当なところで警察とヤクザが談合して終わらせるのだろう。

 芸能界には覚醒剤の常習者が多い。ただ彼らは収入が多く、覚醒剤を買えるだけの十分なゼニもある。そして芸能人同士で仲間を売ることはない。清原と直接接触した芸能人の多くは彼がシャブ中であることに気づいていただろうが、それをマスコミにたれ込むこともない。余計なことをしないのはそこが閉鎖的なムラ社会であり、タレ込みするような正義感の強い(いや、口の軽い)タレントは干されてしまうのである。だから彼らは言うにいえないのである。そこに暴力団が覚醒剤を売りさばく。新たな客はいくらでも芸能人ルートで開拓できる。みんなゼニはたっぷり持ってるから上客である。

 新聞社なんてみんなクソである。東芝の粉飾決算を粉飾決算と報道できないのは、そこが広告を出してくれる大スポンサーだからであり、ゼニの圧力に屈して真実を曲げて報道することしかできないヘタレ集団である。そしてテレビ局はシャブ中かも知れない危険なタレントでも、視聴率欲しさに使う無能で無責任な集団である。日本でまっとうなメディアというのは、オレのような個人の日記やブログ、そしてツイッターのつぶやきや2chの書き込みくらいだろう。


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02月04日(木)
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