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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ハーバード大学というクソ差別学校について

 大学の入学試験は公平でなければならない。その選考基準や選考過程はすべて公開されなければならない。そして、受験機会の平等は何よりも保証されないといけない。もしもある大学が家柄とか容姿とか、本人の実力以外の部分で選考しているとすればそれはクソである。

 かつて群馬大学医学部が、入学試験で合格ラインを上回ったある50代の女性を不合格にしたことがあった。開示された筆記試験の点数では合格ラインを大きく上回っていたわけで、そうなると面接が著しく低く評価されたということになる。不合格の理由が年齢だったのか否か、女性がその大学を訴えた裁判の中で大学はその件に関しては結局何も答えなかったのである。そして裁判所は「合否判定は大学の裁量権の範囲」であるという群馬大学の主張を認め、女性の請求は棄却された。オレはこのときに群馬大学医学部という組織がクソであることを確信し、その確信は先日明らかになった腹腔鏡手術での連続死亡事件でさらにはっきりしたのである。手術の失敗で18人も患者を死亡させた群馬大学病院の医師に何の処分もしなかったことも、公表できない(つまり正当性のない)理由で入学試験を不合格にしたことも、その組織がクソだからというふうに考えればきわめて納得しやすいのである。ある週刊誌は不謹慎にもその医師のことを「殺しのライセンスを持つ男」という見出しにした。

さて、群馬大学医学部はとんでもないところだったわけだが、アメリカのハーバード大学といえば世界でもっとも高く評価される大学だ。そのハーバード大学は実は入学試験で人種差別しているのである。そんな大学はクソである。入学試験は絶対に公平に行われるべきであり、それが保証されない大学はクソだとオレは言いたい。

 ハーバード大学にはなんと人種別の合格者数の枠が設けられていて、その結果として、合格者枠の少ないアジア系はSAT(2400点満点)で白人よりも140点、ヒスパニックよりも270点、黒人よりも450点高い点数を取らなければ合格ラインに到達できないのだという。こんな理不尽な話があってもいいのか。これはあまりにもひどいのである。アメリカの人種差別の現状は今でもこんなものだということを理解しないといけない。アジア人に対するひどい差別が存在しているのである。

 オレは大学の入学試験において必要なのは「結果の平等」ではなくて「機会の平等」だと思っている。もしも東京大学が入学者を「各都道府県から100名ずつ」という形で制限したとしたら、東京都と鳥取県の合格ラインにはかなり差がつくだろう。東大に入るために鳥取に引っ越す受験生が増えるかも知れない。

 黒人の入学枠を設定して、その入学枠分だけ点数が低くても合格させるということは「優遇」ではなくて実は「侮辱」であるとオレはとらえる。「あんたたちは成績の悪い受験生が多いから点数低くても合格させたげるよ!」と言われて「はい、ありがとうございます」と言ってしっぽを振ってその恩恵を受けるのはどうか。おまえら貧乏人には安く売ってあげるよと言われて喜ぶのは情けないと感じないか。人としての矜持を重んじ、武士道の国日本に暮らすオレはそのような行為を恥として受け止めてしまうのだ。

 そして「おまえら東洋人はウザいから、どうしても入りたかったら高得点とってみなよ」という理不尽な仕打ちに対しては逆に「ふざけるな!」と怒りたくなるのである。

 入学試験という選抜に於いて大事なのは「結果の平等」ではなくて「機会の平等」だ。オレはあくまでそのように主張したい。東京大学の合格者が富裕層に偏ってるからといって、貧乏人のために入学枠を別に設定しようなんてプランが出てくるならオレは断固反対したい。確かに塾や予備校にゼニを仕える金持ちは有利かも知れないが、金持ちの受験生がすべて東京大学に入れるわけではないのだ。塾や予備校に巨額のゼニを浪費しながら遊んでる馬鹿は世間にいくらでもいる。いくらゼニを掛けても本人が必死にならないと結果は出ないし、必死で受験勉強に取り組めばゼニなんか掛けなくても結果はついてくる。


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05月26日(火)
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