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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■人物本位なんてふざけるなよ!
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なぜ共通一次やセンター試験が導入されたのか。難問奇問が続出するようになった入試を改めて、高校で学ぶ基礎学力を問う内容に近づけるためである。もちろんその後で高校のレベルがどんどん下がって、基礎学力を問うはずの問題なのに難しくなってしまったということが起きてしまったが、それでも今のセンター試験が「基礎学力」を問う内容であることはゆるぎもしない。医学部を目指そうとという受験生がそんな易しい試験で9割くらい取るのは当たり前だし、その試験で6割くらいしかできない受験生は基本的に努力が足りず基礎学力が低いということである。なんでこんなこともわかってないのかという凡ミスを数多くしているはずだ。
成績上位の層にとっての1点の差は、下位層にとっての10点、20点の差と同じである。だからできる生徒にとっては「1点を争う」入試になることは当然の結果であり、その1点を軽視することなど決してできないのである。だからオレは「マークミスがないようによく見直せ」と言う。受験番号を書き忘れてる答案がセンター試験全体の0.1%くらいあるという。その結果不合格になるとしても、そういう不注意な者は別に救済する必要はない。大事なときに必ず凡ミスをするということがその受験生の持って生まれた宿命ならばそれもまた受け入れるしかない。
「人物重視の入試」というが、その人物を判断する基準は何か。Aという人とBという人を比較して人物で優劣を付けるなんてことが果たして可能なのか。もしもその二人が美人とブスなら、美人の方が人物として評価が高くなるかも知れない。人物重視というのは実はそういうことなのである。学力重視と比べていかに不公平なことだろうか。
オレは生徒に向かって言う。「受験は平等だ。イケメンもブサメンも関係ない。努力して高得点を取ったものが勝つ。しかし恋愛は不平等だ。イケメンや金持ちは最初から優位に立っている。」学力重視の今の試験制度こそもっとも公平なのである。カネを掛けて塾に行かせても100%できるようになるかというとそうではない。本人の努力なしには結果は出ない。努力しない者にはどんなすぐれた家庭教師も予備校も効果をもたらすことはできない。
人物重視の試験でいったい何をみるのか。ボランティア活動なんて、入試のために利用しようと思ってはじめる時点でクソである。そんなものに何の価値もない。それが無償の行為であるからこそ価値があって意義があるのであり、ボランティアしたから入試で評価しろなんてことになればそれこそ本末転倒である。
朝日新聞の記事を引用しよう。
大学入試「人物本位の選抜に」 再生会議が提言2013年11月1日05時33分
【村上宣雄】政府の教育再生実行会議(座長=鎌田薫・早稲田大学総長)は31日、大学入試改革に関する提言をまとめ、安倍晋三首相に提出した。大学入試センター試験を改編し、成績を点数でなく上位から下位まで何段階かにランク分けして表示。複数回実施も検討する。その上で、意欲や潜在能力がある学生を迎え入れるため、面接などによる人物本位の選抜に転換するよう大学側に求める内容だ。
センター試験「一発勝負」から転換 大学の負担は増大
■高校在学中に「達成度テスト」
提言は、高校在学中に基本的な学力を測るテストを実施することも提示。これを「基礎」レベル、センター試験の改編版を「発展」レベルとし、合わせて「達成度テスト(仮称)」として一体運営するとしている。文部科学省は5〜6年後の実施を想定。今後、教育の専門家を集めた中央教育審議会(文科相の諮問機関)で具体的な制度設計を議論する。
成績のランク表示は、テストを合否の決定的な材料とせず、各大学を受験するための「基礎資格試験」化するという考え方に立っている。
提言は、「発展」テストに参加するかどうかは各大学の判断に委ねたが、個別に学力試験を実施する場合も「知識偏重にならないよう改善を図る」ことを求めている。面接などで丁寧な選抜を実施すれば人手やコストがかかるため、積極的な大学には国が財政支援することも明記している。
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11月03日(日)
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