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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■橋下発言に見るホンネとタテマエ
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橋下大阪市長が米軍の関係者に「もっと風俗の活用を!」と言ったことが問題視されている。確かに不適切な発言であると思うし、それが個人の雑談レベルならまだしも、東京と並んで日本を代表する巨大都市の市長の発言ともなると、世界に伝わって論評されてしまうわけだ。案の定、「女性の人権を軽視してる!」などとかみつく人権派の方々が登場してきたのである。
ただ、米軍の内規では買春を禁止していても、そんなことは全然守られてないし、そもそも進駐軍が日本にやってきた時に日本は慰安所を作って女性をそこに常駐させて接待したということは歴史的な事実なのである。もちろんオレはここで「米軍はウソつきだ」などというつもりはない。買春を禁止するルールというタテマエと、実際は兵士たちが性欲をもてあましているというホンネがあって、米軍の司令官はそのホンネの方にはあまり触れたくないのである。
「買春禁止? だったら金払わなければOKなんだな。」というレベルのならず者たちが海兵隊にはいくらでもいるだろう。
岸田秀さんはその著書ものぐさ精神分析 (中公文庫)続 ものぐさ精神分析 (中公文庫)の中で、性の商品化は文化の基盤であり、そうした現象を持たない文化は存在しないと書いている。日本にソープランドという公然と売買春の行われている施設があり、アメリカにもコールガールやストリートガールという娼婦がいることは事実なのである。
そうした文化は世の中のアンダーグラウンドの部分であり、通常の生活を送る人々の隠したい部分である。ソープランドに通っていることを自慢する男性など普通は考えられないし(もちろん世の中には自虐的にそれを自慢する人もいるだろうが)、少なくともそれは男性にとっては隠しておきたい部分なのである。
橋下氏は戦時中に慰安所が存在したことに対して、事実を提示しただけでその是非を論じていない。あの時代は世界各国の軍隊がそうした施設を持っていたわけで、ドイツ軍もロシア軍もそして日本にやってきた進駐軍も同様であった。満州にやってきたロシア軍兵士にとって、日本人女性をレイプすることは日常だった。1945年8月27日に満洲国吉林省敦化で起きた敦化事件(とんかじけん)を知ってる人がどれだけいるだろうか。
これは進駐してきたソ連軍に連日のように強姦され続けた女性社員やその家族が集団自決した事件である。女性たちが連日の蛮行に耐えかねて青酸カリを飲んで集団自決をはかったのである。オレがロスケのことが嫌いなのは、この事件にしろ、シベリア抑留にしろ全く謝罪も賠償もせず、しかも北方領土を略奪して平気なことである。ロスケの蛮行をなぜ日本人は世界に訴え、彼らがクズであるとアピールしないのか。
過去の歴史に対して現代のルールをあてはめて、「これは間違っている!」断罪することが正しいのならば、日本だけではなくて連合国側の蛮行ももちろん公平に裁いてほしいと思うのである。一般市民を大量に虐殺した原爆投下を指示した人は死刑に相当するとオレは思っている。その大量虐殺はアメリカにとっては「戦争を早く終わらせるため」という正当性があったとされているのだから。
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05月17日(金)
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