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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ダメな浪人生の作り方教えます
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 2月に入って私立大学の入学試験も連日のように各地で実施されている。しかし、そんな受験生たちを横目に早々と現役合格をあきらめて来年のことを考えている受験生たちもいる。「どうせ受けても落ちるのわかってるし・・・」という理由で、国公立の二次試験の受験もせずに予備校への進路を決めてしまっているのだ。なんという情けないことだろうか、オレははっきりと言う。そんな連中は決してまともな浪人生にはなれない。そんな腐った根性では来年もダメだ。なぜ最後まで勉強して玉砕しないのか。なぜ試験場で正々堂々と戦ってこないのか。これは来年の下見だ!と第一志望の大学を受けないのかと。そこで負けて得た悔しさこそが自分の来季の糧となるのである。

 2月の段階で浪人を決めた受験生たちは、たぶん4月まで全く勉強しない。彼らは一様に「予備校が始まれば勉強しよう」「だってまだ一年もあるから!」と思うからである。その結果、高校3年の時にほんの少し勉強したこともみんな失ってしまって、頭の中を真っ白にして浪人生活が始まるのだ。最後まで現役入学にこだわり、3月の終わりまで必死で戦った受験生とはその時点で大きな差が生まれているのである。ちなみに多浪生というのはこのリセットを毎年繰り返してる連中である。何浪しても毎年同じ白紙の状態で4月を迎えるのである。そうして記憶力の衰えと共に偏差値は低下し、志望校だけが上昇していくのである。

本当によくできる生徒は塾になど行かない。そんなものに頼らなくても自分で勉強できるからである。自学自習こそが受験勉強の基本だ。学校で授業を聞いているだけでわかってしまうから、日々の生活時間にもゆとりがある。そういう生徒は普通は現役で大学に合格するわけで、高校在学中に授業をおろそかにしてせっせと塾や予備校に通ってゼニを使った生徒が、その甲斐もなく浪人してさらに予備校でゼニを使うことが多いのだ。もっともある程度以上の高校に進学しないとふだんの授業レベルが受験とはほど遠い世界であることもまた事実なのだが。

 よい浪人生とはすなわちよい現役生である。現役で合格するつもりで必死で勉強して、絶対に合格できるような点数を模擬試験で取り続け、ちゃんとA判定やB判定をもらっていたのになぜか本番の入試で落ちてしまうかわいそうな受験生たちがいる。彼らこそが「よい浪人生」になれるのだ。浪人生活を成功させる最大の条件は、どれだけ「負けたことの悔しさ」を持っているかである。

 ろくに勉強しないで大学の入試を「運が良かったらうかる!」とまるで宝くじのように考えていた馬鹿は、記念受験で不合格になっても全然悔しくない。「どうせ落ちると思っていたし」とヘラヘラ笑っているのである。そういうヘタレは、浪人してもたいてい時間の無駄である。ところがこれまで勉強していない生徒ほど「オレって、やればできる生徒なんだ」という幻想を抱いている。確かにやればできるのかも知れない。しかし、そう思いつつずっとやれなかったのが自分の本質ということを忘れていて、そのまま何もやらないで一年間を過ごしてしまうのである。まさしく「やれないのがおまえ」なのである。「オレってやったらできるんだけどな」と錯覚しつつ「あんたはやればできる子なんだからね」と親や教師におだてられ、「それでもやっぱりやれないヘタレ」である自己の本質に向き合えないままに一年間の浪人生活を終えてしまうのだ。いや、そういうヤツは下手をすると死ぬまでヘタレのままである。


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02月10日(日)
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