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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■暴力団との関わりはどこまで許されるのか?
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島田紳助が暴力団との関わりを理由に引退に追いこまれた。暴力団関係者とメールを交換したり一緒に写真を撮ったいという「親密な交際」が今回問題とされたわけだが、暴力団との関わりが有れば一切いけないのだろうか。暴力団関係者といえども市民生活を営んでいるわけで、一般人との関わりを必ず持つわけである。ところが一般人の側には「暴力団関係者と関わってはいけない」というルールが存在する。そのあたりにオレは大きな矛盾があると思うのだ。
映画の世界には「仁義なき戦い」や「極道の妻たち」など、ヤクザを主人公にした作品が多い。これらの映画をリアルに作るには必ず暴力団関係者の協力が必要だと思うのだ。そうでないとあそこまでリアルに作ることはできない。そして芸能人と暴力団関係者との関わりを禁じておきながら、岩下志麻が組長の妻を演じるのはOKというのは矛盾していないか。一方で忌むべきものとして排除しながら、もう一方で美しい任侠道の世界として映画にしているのはダブルスタンダードではないのか。
たとえば親が暴力団関係者だった場合はどうなるのか。自分の両親が暴力団関係者だったとして、努力して野球に打ち込んで甲子園に出るようになった。そしてプロ野球入りした。そのときに自分の親と頻繁にメールをやりとりしていたとする。これは「暴力団関係者とのメールのやりとり」になるのか。有名なスポーツ選手とか芸能人の中に「親が実はヤクザ」というのは何人もいるのである。酒井法子もそうだったじゃないか。その場合は問題ないのか。いったいどこまでがグレーゾーンでどこからがいけないのか。
暴力団関係者はベンツに乗る。そのベンツをヤナセで買うとする。するとヤナセの客には暴力団関係者が大勢いることになるし、ヤナセが「暴力団には売りません」というわけにもいかないだろう。客を差別して「あなたはヤクザだから売りません!」というわけにもいかないのである。自動車ディーラーが客を選んで「売る」「売らない」と判断することなどないとオレは思うのだ。もっともヤナセの方に聞いてみたわけではないのだが。
暴力団関係者が個人的にお気に入りにしているレストランなどもあるかも知れない。そこに頻繁に出入りしているからといって、その店が暴力団との関わりが深いということで問題視されるだろうか。暴力団構成員が携帯電話をまとめ買いしたとする。その携帯電話を売った店は処罰されるのか。暴力団関係者が慰安旅行したとする。その慰安旅行のバスを出した会社は問題視されるのか。申し込むときに「暴力団です!」とは名乗らないだろう。実際に行ってみてはじめて客たちの異様な雰囲気に気が付くのである。そのときに「やっぱり引き受けられません」というわけにもいかないだろう。
しかし、暴力団関係者がホテルでパーティーを開こうとすると拒否されるのである。申し込み段階で一般人の名前で申し込んでバレないようにと工夫してもバレれば一方的にキャンセルさせられるのだ。ここで大事なのは「暴力団員にも市民としての生活が存在する」ということなのだ。暴力団関係者にも娘がいたり息子がいたりして、その結婚式があれば披露宴もするだろう。ところが列席者はみんな組関係者だったりするわけだ。その場合はどうなるのか。社会に暴力団というものがれっきとして存在していながら、その集団との関わりがあってはならないことという建前が存在する。
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08月26日(金)
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