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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■女子校のままでいいじゃないか
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 男子校には男子校の、女子校には女子校の良さがあるとオレは思うのである。もちろん共学が好きなら共学に行けばいい。ただ、男子校女子校というのはたいてい私立学校であって、特に東京や大阪のような大都市では公立で男子校や女子校というのは珍しい。ただ地方に行けば浦和第一女子高校、前橋女子高校、前橋高校(男子)などがある。地方ではまだ公立であっても男女別学のニーズが存在するということかも知れない。

 オレが高校3年生だった頃、教室で国立大学の中の女子大のことが話題になった。奈良女子大の入試要項には「男子の受験を禁ず」とは書いていないということで私は級友たちから「おまえは女装して奈良女子大を受けろ!」と言われた。合格してから男だということをカミングアウトして、そこで「国民の税金で運営されている大学は広く門戸を開く義務がある。たかが性別などで入学希望者を差別してはならない」と主張すればニュースになったはずである。何度か模擬試験で志望校のところに「奈良女子大・理学部」を書いてみたが常に合格可能性はA判定で、いつも全志願者中の1位だった。オレには受験したとして成績では絶対に落とされることはないという自信があった。しかし、オレは奈良女子大を受験することはなかった。そのくだらない冗談企画のために人生を賭けるのも馬鹿馬鹿しいと思ったからである。

 熊本県にある熊本県立第一高校は、男女共学なのに元が女子校だったということで志願者が全員女なんだという。これは奈良女子大と同じケースのような気がするのだ。門戸を開いているが結果的に女子のみになってしまっていて、それで世間では「女子校」として認知されているというパターンである。だったらそれでいいじゃないかと思うのである。読売新聞の記事を引用しよう。

女子しかいない34年…共学高が男子獲得作戦
 男女共学をPRする熊本県立第一高のポスター 男女共学なのに女子しかいない――。

 熊本県立第一高(熊本市、1086人)で、そんな状態が34年も続いている。戦前、女学校だったイメージが根強いことが要因。2年後の創立110周年を控え、学校や同窓会は中学校を訪問して受験を呼び掛けるなど異例の“男子獲得作戦”に乗り出した。
 同校は戦後の1949年度に女学校から共学化された。男子は少しずつ増え、52年度には全校生徒の約2割の約300人に。しかし、それをピークに減少し、77年度に3人が卒業して以来、ゼロとなった。
 同窓会役員は「女子校のイメージに加え、54年度に学区が広くなり、ほかの学校を選びやすくなったことも影響したのでは」と言う。
 男子獲得の取り組みは、2010年春に赴任した森塚利徳校長が同窓会役員と学校運営について話す中で浮上。「男女はそれぞれ良さがある。共学を実現し、互いに刺激しあいながら活性化を図ろう」と一致した。
 同窓会は同年11月、男女共学推進委員会を設置。奨学金制度(各学年定員5人)に、12年度から男子限定枠(同2人)を新設することを決定。さらに、100近くの学習塾をまわり、受験を要請した。
 一方、学校側は今年度、中学校に受験を直訴する初めての要請行動を計画。森塚校長や同窓会役員が今月、熊本市内を中心に中学校約50校を訪ね、国公立大学への進学率が高いことや、市街地に立地し通学の利便性がいいことなどをPR。同窓会の奨学金制度の拡充についても説明した。
(2011年7月30日17時55分 読売新聞)

 入学者が女子しかいないことのどこが困るのだろうか。その方がいいじゃないか。女子しかいないからと安心して入学してきた女生徒も大勢いるはずだ。そんなところに不潔でむさ苦しく屈折した煩悩のかたまりのような馬鹿男子生徒を入学させる必要など全くないのである。そんなことをすれば同窓生たちが怒るだろう。そもそも大勢のOGたちは男子の入学を願っているだろうか。


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07月31日(日)
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