ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■お母さん、苦しいよ・・・ここから出して!
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この話は最近の事件をもとにした創作です。 


 ぼくの名前はしずく、3歳です。保育所に通っています。ぼくはお母さんが大好きです。お父さんはぼくが小さい頃にいなくなったのでどんな顔だったのか覚えていません。でも、代わりに新しいお父さんがやってきました。新しいお父さんはちょっと怖いけど、お母さんはその新しいお父さんのことがとっても大好きみたいで、いつも二人でゲームを楽しそうにしています。ぼくはお母さんともっと遊びたかったのに、お母さんはいつもお父さんとゲームをしていてぼくの相手をしてくれないのでつまらないです。

 お母さんがお仕事をしている間、ぼくは保育所で過ごします。保育所の送り迎えの時はお母さんと手をつないでお散歩できるとっても幸せな時間でした。ところが新しいお父さんが家に来てからは、保育所への送り迎えはお父さんの役目になりました。新しいお父さんは仕事をしないでいつも家にいてゲームばかりしています。それでお母さんがいつも遊んでいるお父さんにぼくの送り迎えをさせることにしたそうです。

 前はお母さんと一緒にお風呂にはいるのがとっても楽しかったのに、最近はお母さんはぼくをお風呂に入れてくれません。お母さんは新しいお父さんと一緒にお風呂に入るようになってからはぼくと入ってくれなくなりました。お風呂に入っていないとからだが臭くなるらしくて、保育所で「しずくちゃんなんか匂うね」「お風呂ちゃんと入ってるの?」と訊かれました。お母さんは「あんたは風邪引いてるから入らなくていい」と言ってます。ぼくは風邪なんか引いていないのになあ。お風呂入ってまたお母さんとゆっくり遊びたいなあ。

 お父さんとお母さんはぴいえすぴいというゲーム機をいつも手から離しません。あのゲーム機がなくなったらお母さんは代わりにぼくと遊んでくれるかなと思って、お母さんが仕事から帰る前にぼくはこっそりゲーム機をゴミ箱へ捨てました。お母さんは「ないないない」と探し回って、ゴミ箱でぴいえすぴいを見つけてものすごく怒りました。「あんたもゴミ箱に捨ててやる!」「ゴミの気持ちになりなさい!」と言って、ぼくを大きなゴミ袋の中に入れました。袋の中は苦しくて、ぼくは必死で暴れて袋をなんとか破って外に出ました。これは何か新しい遊びなのかなと思いました。

 ぼくが袋から抜け出てお母さんのところに行くと、お父さんが「おまえのやり方は甘い。オレがしつけてやる!」と大きな声で怒鳴って、ぼくの手と足を粘着テープで縛ってぐるぐる巻きにして動けないようにしました。ものすごく強い力でしばられたので、ぼくは痛くてわんわん泣きました。泣いているぼくはそのままもう一度ゴミ袋に入れられました。大きな声で泣いたらお母さんに聞こえるかと思ってぼくはせいいっぱい声を上げて泣きました。でも、だんだん息が苦しくなってきました。なんとか袋を破れば息ができると思ってもがいたけど、手足を縛られてるので袋を破ることができません。お母さん、苦しいよ。早くここから出して。お母さん・・・

幼児虐待:3歳長男ごみ袋に入れ窒息死 母親ら逮捕 大阪
 3歳の長男をごみ袋に入れて窒息死させたとして、大阪府警城東署は31日、母親のパート従業員、田中有維(ゆい)(26)と同居の無職、杉山裕幸(20)の両容疑者=大阪市城東区東中浜8=を、殺人の疑いで逮捕した。2人は「30日、いろんな物を箱に捨てるのをやめないのでごみ袋で全身を包んで密封した」と供述。殺意については「しつけのためで、殺すつもりはなかった」と否認しているという。城東署は日常的な虐待がなかったかどうかなど、詳しく調べている。
 逮捕容疑は30日夕、自宅マンション1室で、長男雫(しずく)ちゃんの両手と両足を粘着テープで縛ったうえ、ごみ捨て用のポリ袋をかぶせて袋の口を縛り、息ができない状態にして殺害した、としている。雫ちゃんが動かなくなり、田中容疑者が午後7時55分に119番通報したが、約1時間後、病院で死亡が確認された。

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04月02日(土)
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