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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ゼンショーの一口株主になりましょう!
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 日経平均もようやく9000円台に迫り、3月危機を乗り越えた株式市場はようやく光明が見えてきたような気もする。しかし、まだまだ個人投資家の多くは持ち株の含み損を抱え、塩漬け状態から抜け出せないのである。ただ、株式投資というのはとりあえず今使う予定のないお金を寝かせておいて、そこから効率よく利益を生み出す方法だとオレは思っている。塩漬けになってしまった人は上がるまで待つしかないが、これから株式投資に参入しようとしている方にとっては絶好のチャンスだとオレは思っている。今からなら下がっても知れているということである。

 日経平均が1万5000円くらいの時に参戦した方の中には持ち株の資産価値が1/4くらいに目減りしてしまって泣きたくなる人もいるだろう。しかし、今から参戦するなら下がってもせいぜい2割くらいだろう。少なくとも主力株がこれから何分の一にもなるなんてことは起きないとオレは思うのである。もう十分下げているからだ。

 そんな中で投資初心者にお勧めしたい銘柄がある。それは7550 ゼンショーである。牛丼チェーン『すき家』の親会社と言えばわかるだろうか。M&Aでファミレス『ココス』や『サンデーサン』、『なか卯』なども取得している。かつては2000円したこともあるここの株価も低迷して、4月14日の終値は483円である。100株単位で購入可能なので、たったの48300円もあれば株主になれるのだ。中高生がお年玉の貯金で買えてしまうのである。なぜここがお勧めなのか? それはここの優待がめちゃんこお得だからである。食品関係の企業は優待が魅力だが、その中でもとびきりのオススメがこのゼンショーである。

 3月と9月の権利確定時に、株主優待食事券がもらえるのだ。500円券が6枚、合計3000円分である。それが年に2回だから年間6000円分、現在の株価から計算すると実に12.4%という高利回りなのである。配当は年間12円だからこちらはたったの1200円ということであまり期待できない。それでも2.61%だから定期預金なんかよりもはるかにいいのだが。

 この株主優待食事券は、最低単位の100株持っていればもらえるのだが、株数が増えてもそれに比例するわけではない。10倍の1000株持っていても、食事券は4倍になるだけで12000×2回しかもらえない。そういうわけで大株主になることにメリットはない。最低単位の100株で優待を受けるのが一番お得なのである。

 だったら100株ずつ分けて購入すればいいのである。子どもの名義で株主になっておけば、5人家族で100株×5口購入すればいいのだ。そうすると年に1万5000円×2=3万円分の株主優待お食事券がもらえることにになる。そのための購入費用は24万1500円である。たったそれだけの金額を寝かせておくだけで、毎年3万円ずつ優待お食事券がもらえるのはかなりの魅力である。

 この株主優待のいいところは、株主である限りずっともらい続けられるということである。毎年12.4%分の食事券と、2.6%の配当金をもらうと言うことは配当利回りが15%あるのと同じである。

 「オレは牛丼なんか食わない!」という方も、関連会社でもそのお食事券は使えるので全然問題ないのである。 「すき家」「なか卯」「ココス」「ビッグボーイ」「ミルキーウェイ」「ヴィクトリアステーション」「ジョリーパスタ」「フラカッソ」「エルトリート」「久兵衛屋」「ウェンディーズ」「はま寿司」「牛庵」「焼肉倶楽部いちばん」「宝島」「華屋与兵衛」というふうにファミレスから回転寿司、イタリアンまでなんでもありである。

 でも今は時期が悪い。次の優待権利確定までに時間が掛かる・・・などと投資に詳しい方から反論されそうだが、参考までに直近半年間のゼンショー株のチャートを示そう。今年の2月3月という日本株全体が低迷していた時期もゼンショー株はそんなに下がっていない。





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04月15日(水)
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