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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■政務調査ではなくて性務調査をした議員
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議員には政務調査費という公費が議員報酬以外に支給される。その政務調査とはいったいどんなことをするのだろうか。オレはとっても興味がある。そのゼニを使って大学の授業を聴講したり、本を買って読んだりならよくわかる。しかし、その程度のことにはたいしてゼニもかからないだろう。高額の政務調査費はいったい何に使われるのか。いわゆる「視察旅行」というものにかなり支出されてるようだが、そもそも何を視察するのだろうか。もしかしたらコンパニオンの裸体や股間を視察するのではないかとオレは想像してしまうのである。そういえば長野県のある議員が、温泉旅行でハダカのコンパニオンと戯れてる写真が出回っていたっけ。世の中にそういう趣味のある人間が居ることをオレは否定しないが、それが少なくとも公費での旅行中の行為ならやはり不適切だと思うのである。
たとえば学校の先生が個人旅行していてススキノの歓楽街や吉原の風俗店を訪れることは職業上不適切な行為かも知れないが、それだけで処分されるほどのこともないとオレは思う。少なくともそれはプライベートな時間だからだ。しかし修学旅行の時に付き添いの先生が、生徒たちが寝静まってから風俗店に行ったなんてことがあればそれは言語道断である。オレの言いたいことがわかるだろうか。議員たちにとって視察旅行というのは、学校の先生方にとっての修学旅行と同じようなものであり、それは旅行ではなくて基本的に仕事なのである。修学旅行付き添い中の先生がススキノの風俗店に行ったとして「プレイ料金はポケットマネーで払いました。」と答えたらどうだろうか。誰だってふざけるなと怒るだろう。勘違いされては困るのである。ところがこの議員どもはいったい何だ。アサヒコムの記事を引用しよう。
香取市議、行政視察でコンパニオンと野球拳2008年06月13日
香取市議会の最大会派「友和会」の市議6人が5月、行政視察で青森市内のホテルに宿泊した際、宴会にコンパニオンの女性を招き、野球拳(けん)をしていたことがわかった。コンパニオンの料金は私費で賄ったが、視察には政務調査費があてられていた。同会派会長の林信行市議(56)は朝日新聞の取材に対し、「視察中であり不適切な行為だった。深く反省している」と述べた。
関係者によると、行政視察は5月15日から2泊3日の日程で行われた。まちづくり交付金事業や議会中継の調査を目的に、同会派の市議6人全員が参加し、秋田県大館市や青森市などを訪問した。
宴会は視察2日目の同月16日、青森市の浅虫温泉にあるホテルで午後6時半ごろから約2時間行われた。事前に手配していた、地元のコンパニオンの女性2人も加わり、酒を飲んだり、カラオケに興じたりした。
その後、ジャンケンで負けた方が服を脱ぐ野球拳が始まり、コンパニオンの1人が服を脱いでいったという。
視察後、たまたま同じホテルに滞在していた香取市民から、市に電話で問い合わせがあり、発覚した。
市議会事務局によると、今回の視察にかかった旅費や宿泊費などは、1人あたり年額12万円支給されている政務調査費があてられたという。
一方、同会派によると、コンパニオンの料金は、同会派が所属市議から毎月2万円ずつ集めている私費から支出したという。
同会派の市議3人が同月末に堀越博議長を訪れ、「不適切だった」と陳謝。堀越議長は口頭で注意し、再発防止を求めた。
林市議によると、各会派の代表にも、非公式ながら事実関係について報告し、陳謝したという。また、開会中の6月市議会の場でも説明したいとしている。
林市議は、取材に「(野球拳は)決してこちらから求めたのではなく、サービスだと思っていた。視察中だというのに配慮を欠き、不適切な行為だったと反省している。二度とないようにしたい」と語った。
別の会派に所属する市議の一人は「視察中に女性コンパニオンを招くということだけでも軽率。認識が甘かったのではないか。有権者に対する裏切り行為」と話している。
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06月14日(土)
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