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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■オレは橋下とおる知事を見損なったよ!
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 大阪というのは昔から反中央、反権力の気風の強いところである。阪神・巨人戦に大阪の人間が燃えるのは、読売巨人軍を倒すことが東京的なもの、国家の権力を打ち破ることと同義に感じられるからである。そんな大阪の人間にとって、国が決めた方針などどうでもいいことである。「そんなもん、知るか!」というのが大阪の人間の反応なのだ。「長いものには巻かれろ!」という態度をもっとも嫌うのが大阪人なのである。暴言コラムを日々垂れ流すオレの姿もきわめて大阪的なのである。かつて宮武外骨という反骨のコラムニストがいた。宮武外骨の出版した刊行物の中でももっとも有名な『滑稽新聞』は、明治34年(1901年)に大阪で創刊された。大阪の人間は熱狂的にこの新聞を支持し、8万部という当時としては抜きんでた売れ行きだったという。大阪人たちは宮武外骨のパロディ精神を愛し、その反権力の態度を高く評価したのだ。東京では決してこういう試みは成功しなかっただろう。

 今、岩国市の井原市長は国家権力と戦っている。アメリカの忠犬ポチに成り下がってなんでも言うことを聞く政府の連中と、ゼニや利権で飼い馴らされた議会の連中を敵に回して、孤独な戦いを挑んでいるのだ。かつて米軍の支配と命がけで戦った那覇市長、 瀬長亀次郎のごとく、孤立無援の戦いを続けている井原市長のことをオレは真に勇気ある男だと評価している。

 橋下さんよ、自分の住む街に空母艦載機が飛びかうということがどんな状況なのか想像したことがあるか。学校の授業中であろうとテレビでお気に入りの番組を見ているときであろうとおかまいなしにとてつもない衝撃音に襲われるのだ。そんな迷惑な飛行訓練は人家のない硫黄島あたりでやってくれればいいのに、なぜか人口密集の日本に米軍基地があるのだ。いくら国家の方針であっても、拒否したくなるのは当然だろう。日本のどこかにゼニほしさに尻尾を振って言うことを聞く首長はきっといるだろうから、そこに引き受けてもらえばいいだけの話だ。それに移転してくるのは艦載機だけではない。ならず者たちも一緒にやってくるんだ。岩国では米兵によって住民の若い女性がレイプされた事件がついこの間起きたばかりじゃないか。市民の安全を守るために拒否するのは市長として当然のことだろう。そんなこともわからないほどあんたは想像力が欠如してるのか。

 国家の政策に対して住民が「NO!」と言える手段は限られている。住民投票という手段で拒否の意思表示をしたことはオレは適切なことだったと思っている。その上で国家の取れる方法は「住民が拒否したから移転をやめる」「住民が拒否しても強行する」の二つなんだ。そして強行した場合は、艦載機とならず者がやってきたことによって発生するあらゆる災厄に対して、国家が全責任を負うということなんだ。ならず者たちの下半身暴走に対しても国家は責任を負わないと行けないんだ。
 以下、アサヒコムの記事を並べてみよう。橋下知事と井原市長のやりとりである。

「岩国の住民投票には反対」橋下氏が発言 2008年01月31日
 大阪府の次期知事の橋下徹氏(38)は31日、米軍空母艦載機の岩国基地への移転をめぐり、山口県岩国市が一昨年に住民投票で反対の意思を示したことについて、「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と批判した。2月3日告示の同市長選では、移転容認派が推す福田良彦・前自民党衆院議員を支援する考えを示した。
 橋下氏はこの日、府庁の自民党談話室で、福田氏を応援するビデオ撮影に応じた。党本部の菅義偉・選対副委員長から電話で依頼されたという。
 その後、報道陣に応援の経緯を説明し、過去のテレビ番組で「岩国の人たちが住民投票をやることには反対」と発言していたことを明かし、「この考えは今も変わらない」と述べた。橋下氏は「直接民主制の住民投票の対象の範囲は、間接代表制をとる日本の法制度上、制限があると思う」と持論を展開した。

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02月02日(土)
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