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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ガソリン価格の謎
 地下鉄御堂筋線新金岡駅周辺の道路はガソリンスタンドの激戦地である。そこではなぜかすべてのガソリンスタンドが同一価格を表示するという現象が起きている。12月8日の時点ですべてのスタンドが、レギュラー151円、ハイオク161円と価格がそろっているのだ。そこでオレはいつも利用しているオレンジ色のエネオスのセルフのスタンドにクルマを乗り入れて、給油機にクレジットカードを差し込んだ。表示された価格はハイオク155円だった。ここは土日割引3円と、ENEOSカード割引3円のおかげで表示価格よりも6円安くなる。しかもENEOSカードは請求時にあらに2円値引きがあるので実質153円ということになる。しかし、店頭の表示価格は161円なのである。なぜだろうか。

 おそらく他のスタンドもなんらかの割引価格が存在し、実際はこの表示価格ではないのだろう。もしも店頭表示の価格が店によって異なるならば、1円でも安い店に集中するということで仁義なき価格競争に突入してしまう。もしかしたらそれを避けるためにこの「店頭表示価格トラスト」を各スタンドは結んでいるのじゃないだろうかとオレは邪推したのである。そうでなければENEOSもESSOもゼネラルもみんなそろって同じ価格というのはどう考えてもおかしいじゃないか。

 そこから2キロほど離れたところにある金岡公園南、RAINBOWという名の、かつてダイエー系列のDマートというのがつぶれたあとにできた商業施設の前にあるESSOのスタンドの表示価格を見てオレはびっくりした。ハイオク172円、レギュラー159円なのである。すぐ近くのスタンドの値段と全然違うのだ。そんなに高いところは閑古鳥が鳴いてる・・・と思いきや、そうではなくてけっこう流行っていて、従業員は忙しく窓を拭いたりして働いていたのである。なぜこんなに高いところで給油するのか? オレにはどうも納得できなかったのである。

 10円近い価格差が有れば、大阪のケチな人間は絶対に安い方でしか入れないはずだ。それなのに明らかに周辺のスタンドよりもかなり高いスタンドがどうして生き残っていて、しかもけっこう客が多いのか。オレはその理由がどうしてもわからなかったのである。なんでこのスタンドに客が来るのか?その謎はどうしてもオレにはわからなかった。

 最近はガソリンの利幅が薄いので、ガソリン以外のものを売って利益につなげようとするスタンドも多い。オイル交換や洗車などである。オレがいつも入れてる新金岡のENEOSのスタンドも「タイヤ交換キャンペーン、専門店にも負けません!」などと書いてあるがそれは嘘だ。オレがオートバックスでつけてもらった1本約7000円という激安のタイヤがそこらのガソリンスタンドにあるわけないだろう。どうせブリジストンとかのかなり高価なタイヤしか選択肢がないに決まっている。

 競争に勝てないスタンドはどんどん廃業していく。オレが通勤で走る道路沿いでも廃業したスタンドは多い。取り壊されていつのまにかファミレスになっていたり、中古車販売店になっていたりする。プリウスのような低燃費のクルマが増えたので消費されるガソリンの総量は減っているはずだ。しかも大規模なセルフサービスのスタンドが次々と誕生する。従来のスタイルでやってるガソリンスタンドは従業員の人件費も払えない状況だろう。中にはせこい金儲けに走るとんでもないスタンドもある。


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12月11日(火)
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